お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
07 * 2017/08 * 09
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
--/--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
04/19
ある愛と苦悩の物語

その子どもは、親の愛を得るためにいい子でいることを覚えた。
その子どもは、兄よりも褒めてもらうためにいいことを言うことを覚えた。
その子どもは、保育園の友達と仲良くなるために面白いことを言うことを覚えた。
幸いその子どもはすべてを身につけることが出来た。
そのおかげで愛が得られたんだと実感した。

そして、うまくいったことを元に、その子どもはどんどん「自分」をつくり上げていった。

大きくなった子どもにとってもそのスタンスは変わらない。
大きくなった子どもにとっていい子でいる手段は優等生になることに変わった。
幸いにしてたまたま勉強はできた。褒めてもらうためにいいことを言う才能はさらに磨かれ、先生にも気に入られた。元々人当たりもよかったため、友だちもたくさんできた。小さなころに作った「自分」は大正解だった。愛されるために作った「自分」のお陰で、人生の前半は本当に過ごしやすい時期となった。

そしてその子どもはその後も同じ調子でどんどん大きくなった。

高校、大学、大学院と進み、就職した。
そして子どもは青年になった。すべてが順調に見えた青年は内面に大きな問題を抱えていた。
「好きなことが分からない……」
周囲に合わせること、周りの人を基準に生きることに慣れ切った青年は、自分の心の声を聴くことを忘れてしまった。しかし会社員としての毎日はやってくる。会社に行けば仕事のために自分を作る。作った自分が評価される。評価されればされるほど本当の自分が離れていき、苦しくなっていった。

やがて心の葛藤の限界がきた青年は、本当に自分が好きなことをして生きたくて仕事を辞めた。辞めたとしてもすぐに好きなことが見つかる訳もなく、まずは食べていくために「今の自分ができること」をした。

その後様々な紆余曲折を経て、青年は本当に好きなことを見つけ、セミナー講師、カウンセラーとなり、次第にうまくいくようになった。自分を必要としてくれる人が増え、それに応じて収入もどんどん増え、起業家たちが最初に目標とする収入に到達した。

すべてが順調に行っているかに見えたあるとき、心の中に小さな疑念が生じ始めた。
「自分はそれだけの価値を提供できているのだろうか?」
「自分はそんなに評価されてもいいのだろうか?」
最初は小さかった疑念はどんどん大きくなった。評価されるほど、得られるものが大きいほど、それは大きくなった。

そして、その評価に見合うものが提供できるよう、評価に値する人間であれるよう、青年はさらに努力した。知識を蓄え、スキルを養った。慕ってくれる人が増えると、より強くなろうと、より価値ある自分になろうと、より憧れに値する自分になろうと努力した。
仕事が思わしくなくなると、自分がまだまだだからと思い、さらに努力することにした。

でも心とは裏腹に、やればやるほどうまくいかなくなっていった。うまくいかないならまだしも、自分が誇りに思っていたこと、自分の価値の拠り所になったこと、すべてを根こそぎ取り上げられていった。自分が自分である理由がすべてなくなっていった。そして、どんどん追い込まれた。

そんなあるとき、とても信頼するある人に衝撃の一言を言われた。
「今のあなたに人を導くなんて無理」
すぐには受け入れがたい言葉だった。
「なぜ????」
「こんなに努力しているのに」
たくさんの言葉が頭を駆け巡った。

そしてその日の瞑想中、あるヴィジョンが見えた。

小さな小さな子どものとき、自分を否定してしまったときのことだった。
その自分はダメな自分が愛されるためにいい子になる選択をしていた。
その自分はダメな自分が褒めてもらうためにいいことを言う選択をしていた。
その自分はダメな自分を受け入れてもらうために面白い自分になる選択をしていた。
そのヴィジョンが見えたとき涙が出てきた。そして思った。
「自分はあのときのままだった」
と。

すべてが、小さな小さな子どもの、あのときの延長で生きていた。愛されるために強くなろうとしていた。そして、愛されないと感じたら、さらに強くならなければと自分を高めようとしていた。
認められるために素晴らしい自分になろうとしていた。認められていないと感じたら、さらに素晴らしい人間にならなければと成長しようとしていた。
評価してもらうために価値ある自分になろうとしていた。評価されていないと思ったら、もっともっと価値を高めようとしていた。
でもすべてうまくいかなかった。

で、気づいた。そもそも最初が勘違いだったのだ。ダメな自分なんてそもそも存在していなかったのだ。
本当はすべて愛されていたのだ。
本当はすべて認められていたのだ。
本当にすべてよかったのだ。

そしてさらに重大なことに気づいた。
「受け取ることに条件はなかった」
ということに。
小さなころにつくり上げた「自分」は、愛を受け取るために「自分」の価値を高めた。だから、たくさん受け取ってしまったときは、さらに価値を高めなければならなくなった。
すべてがなくなったとき、もう一度受け取るためにもっと価値を高めようとした。
しかし、その交換条件は幻想だったのだ。そもそも、自分には無限の愛が来ていたのだから。それを自分で有限にしていた。受け取るために条件は必要ない。たくさんたくさん受け取っていい。そのことに気づいた。そして、交換条件の幻想から自由になった途端、分かち合うことの制限からも自由になった。
いただくのだから、いいもの・価値あるものを提供しなければならない。その制限から自由になった。そして、「喜びを分かち合おう」というシンプルな気持ちになった。自分を制限するたくさんの幻想から自由になった。

そして最後に、現実のすべての出来事がそのことを気づかせるために起こっていたことに気づいた。
とても苦しかったけど、そこを通らないと見えてこない世界だった。苦しい中で助けてくれた人は、愛を思い出すためにいてくれた。そして助けを求めるたびに、愛を拾い集め、思い出させてくれた。その瞬間、それまで持っていた感謝の気持ちが飛躍的にあがった。
「すべての出来事はよきことのために起こっている」
そのことが本当に深い意味で心に沁み渡った。
この世界は素晴らしい。本当に愛(天意)で出来ている。愛は時に厳しいこともあるが、そのベースには絶対の信頼がある。
「人生は素晴らしい! すべてを信頼し、自由にすべてを受け取り、自由にすべてを分かち合おう!」
そんな想いが心にあふれていった……。

   ☆  ☆  ☆

もうお気づきの方も多い、というか普通は気づくでしょう。そう、これは僕自身の物語。
「無条件の愛」
こんなこと、自分が教えていたことでした。もうとっくにできていたことでした。でもまだまだ自分の中に根深く残っていました(^^;)で、去年から続くこの体験でたくさんのことに気づき、たくさんのギフトを受け取りました。
この体験をシェアするかどうか迷いました。でも、素っ裸でいいやと思ってシェアすることにしました(^^)
去年は本当にいろいろなことがありました。苦しかった(^^;)もうダメだと何度も思いましたし、神様を恨んだこともありました。でも、今はすべてが必要だったと実感していますし、すべての出来事に感謝しています。安易にうまく行かなくてよかったとさえ思っています。そうなっていたら、本当に大切なことに気づかなかったでしょう。
そして、また外の何かで自分を認めるという幻想の世界をさまよっていたと思います。あそこでうまく行かなかったからこそ、追い詰められたからこそ、気づくことが出来ました。

今年はたくさんの人が去年の僕と同じ経験をすると思います。
拠り所としていたものが通用しなくなったり、取り上げられたりする経験です。最初はパニックになるでしょう。そんなとき、この物語を思い出してもらえたら幸いです。

それは本当のことに気づくための出来事です。本当の愛に気づくための出来事です。
本当は自分は愛されています。
本当は自分は認められています。
ずっとずっと昔から。
何も変えようとしなくていい。すべての自分がいいのです。そして、大切なのは「すべては無条件」ということ。受け取るために代わりに差し出すものは必要ないのです。すべて一方通行です。
受け取ったからといって返す必要はありません。返せないからといって、受け取ることを制限する必要はありません。今の自分がたくさん受け取っていいのです。たくさん受け取って、喜びを分かち合ってください。その許可を自分にしてあげてください。そこからすべてが始まります。

苦しみのさなかにいる人は、自分がこだわっている価値を高めるモノを手放してみてください。それを捨ててみてください。最初は本当に怖いですが、それは最初だけです。捨てたとき、妙なすがすがしさを感じるでしょう。それでいいんです(^^)その自分で受け取ってみてください。
人は本来自由なのですから。人生は愛であふれているのですから。


桑名 正典さんの公式サイトは、こちらからどうぞ

澤谷 鑛 のカウンセリングは、コチラ…
澤谷 鑛 のセミナー/講演会情報は、コチラ…
コメント

感謝
いつもありがとうございます。

遠慮せず、恐縮せず、無条件の愛を、感謝とともにうけとりまくろうと思います。
ありがとうございます。

日頃の感謝を込めて
もも [URL] 2014/04/19(土) 19:22 [編集]

愛にあふれている
ジーンとしちゃいました。。
「すべての出来事はよきことのために起こっている」
のですね(つÅ;。)
人生は愛にあふれているのだな。。と。
Cielw SHoko NimRa [URL] 2014/04/20(日) 15:17 [編集]

手放すこと
今の自分がこだわっていることを手放すこと。凄く勇気がいる。
どちらがこだわっていることなのか、手放すべきものなのか? ありがとうございます。
Tacaco Oshiro [URL] 2014/04/20(日) 15:20 [編集]

愛を得るため
愛を得るためにがんばることなんかないんだね。
Jinko Elegino [URL] 2014/04/20(日) 15:27 [編集]

子育て中のままに
「自分を制限するたくさんの幻想から自由になった。」
子育て中のママや子育てに携わっている方に読んで欲しい。
自分はどう育ったか?
そしてどう育てているか?
加藤 久美子 [URL] 2014/04/20(日) 15:31 [編集]

ギフト
すべてはギフト♡
しっかりと心に留めておこう。
澤谷鑛さん、桑名さん、ステキなシェアをありがとうございます!
濱田 京子 [URL] 2014/04/20(日) 19:16 [編集]

呪縛から逃れる
最近、私も似たような思いをしました。
気がつきました。そして、その呪縛から逃れるために母に決別宣言をしてしまいました…。
後悔していないといえば嘘になるけど、子供の頃からの重荷は取れ、私が私として生きていけるという不思議な安らぎも感じ前向きになったのも事実です…。
萩元 聡子 [URL] 2014/04/20(日) 19:23 [編集]

何もかもがわからない
こだわりをすてる。

私は、何にこだわってるんだろ。
私は、何がやりたいんだろ。
私は、何に悩んでるんだろ。

何もかもがわからない。
西村繭子 [URL] 2014/04/20(日) 19:30 [編集]

最近、本を買ったときに、筆者の方にメッセージとサインをいただきました。じーと私を見て、こう書いてくれました。

「もっと自分を愛してごらん。自分が内側から変わってきます」

こんな自分でも、愛されているんだなって、感じられるようになってきました。

でもそれって、いつまで続くんやろう?とか、また嫌な性格が出てきたら、今度こそ愛想をつかされるかな?とかとか不安や疑問?が湧き出てきたりします。すぐに忘れてしまうけど。

結局、自分が自分の事を愛せていないから、不安になるんですよね。
自分のことを愛する以上に人のことを愛せないっていわれているから。

私も、一体自分は何がしたいんだろう?っていつも思います。未来を占ってもらいたいってスグ思って、占いにも一杯行ってきたけど、最近、「それって自分のことを、自分の外のひとに丸投げしてることと一緒じゃない?違うのよ。自分の中に入って、自分の声を聞かなきゃいけないのよ」と一回り以上若い子に言われました。

無条件の愛、と思っていても気づかずに条件をつけていたりするのですね。まずは自分のいいところも悪いところも受け入れて、自分を無条件に愛してみることにチャレンジしてみようと思いました。そこからしか、なにも始まらないのかもしれない。

桑名さんの赤裸々なご体験のシェアに、こころから感謝しています。
ありがとうございました。
エンジェル [URL] 2014/04/21(月) 17:38 [編集]

管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 2017 絆の法則 ~ 澤谷 鑛 オフィシャルブログ ~.
all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。