お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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07/06
父の涙
藤岡真有美

父は自営業と兼業で、祖父の言いつけから中学の時から田畑を守ってきました。
たった一人で。

6月と言うと米農家の方々は繁忙期。草むしりから田植えまで、神経を使って雨や農作業に打ち込まれていることでしょう。

私と似ていて、体にどんな支障がでようと精神力で堪える父が
「もう年を感じる。作業がしんどい。いつ死ぬかわからん」
などとぽつりぽつりとつぶやきました。

毎年横の田んぼの人が土砂相手は口だけでなんの対策もせず放置し、話し合いにいくと相手は勘弁してくれと泣きついてきて父も情にほだされるという。少しの崩れや土地が減るだけでも、百姓にとっては命が削られることに等しい。
去年は土砂崩れがひどくて、つらい農作業の割に出来高が少なかったのも、悔しかったのだと思います。
「お父さん、私も田んぼしたいから教えてほしい。子供達も手伝わせるし、一緒にしよう。大変な中美味しいご飯をありがとう」
と言うと、
「わしは情けないんや」
と涙が……。
父は変わってきた。
ホメオパシーレメディを処方して水に混ぜたり、私が私にヒーリングしているからだとわかる。

仕事は罪悪だ!
自分は罪悪だ!

を数日前に手放したところだった。

去年父の涙を初めて見た。
私の結婚式でも泣かなかった、あの時体が痺れるほど激痛があったとふとつぶやく父。
そんな最中にバージンロードを一緒に歩いたのだと初めて知った。
怖かった父と初めて手を組んで歩いた、心臓の音が聞こえそうなほどのほんの隣で場所は近かったのに、私は父のことをちっともわかっていなかったんだ。。。

「百姓は何十年やっても素人と同じなんや。わしはまだまだや。みじめなんや。こんな年になってしもて、情けないわ」
農業はなんぼ手塩にかけても天気に左右される。
「農作業の仕事は大変でつらいから、娘にも息子にもお母ちゃん(嫁)にもさせなかった」
と言う。

お父さん、作業がしんどかったのがつらかったんじゃなくて、お父さんが誰にも助けを求めずに、みんなのしんどい分まで一人で全部抱えて我慢してきたからつらかったんだよね。誰にも伝えられずに、わかってもらえなかったから、みじめだったんだね。引き継げなかったという負い目があるから、情けないと思うんやね。もう大丈夫。みじめなんかじゃないよ。情けなくなんかないよ。
私にはたった一人の大切なお父さんやから。ここまで育ててくれたやんか。ほんまに感謝してるねん。

言葉少なくたまに話せば、自分に対しての憤りが爆発して罵倒される。そんな父の態度しか知らなかった。怖いと思っていた父。

その家族思いな一途な気持ちにもっと早くになんで気づかんかったんやろう。。。

68年間もみじめやって、つらいって、苦しいこともわからずずっと思って生きてきたなんて悲しすぎる。
溜め込んできた重い感情によくやく目を向けられるようになった父。

やっと吐き出せてよかった。

奇跡を見せてくれてありがとう!
人間は本当に素晴らしい。

私も感情を大切にして引き継ぎます。

今から!


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コメント

やっと吐き出せてよかった!
藤岡真有美さん こんにちは

真有美さんとお父様のあたたかい絆に感動しました

母がこころを開いて本心を言えるようになれたらいいな
と思ってきました

そのためには 母のこころを変えようとするのではなく
わたしのこころを変えればいいのだ
ということは頭ではわかっていましたが

真有美さんのご文章を拝読して
あぁ…こういうことなんだなぁ
とわかった気がしました

ありがとうございます


自然を相手にする農業のお仕事は本当にご苦労の多いことと思います
いつも 大自然と 農業に従事されておられる方々に感謝しながら生きております
お父様にも この場をお借りして感謝を申し上げます
ありがとうございます
今日も いのちの恵みに感謝して頂きます

ありがとうございました
NAO [URL] 2014/07/06(日) 11:13 [編集]

親子の絆の強さ、あたたかさ
お父様のお気持ちに気付かれてよかったですね。
今までの様々なご感情を、こうして正直に文章におできになることも
これから共に生きていこうとされるお気持ちを、正直にお伝えになれたことも
どちらも本当に素晴らしく、拝見していて心があたたまりました。

お父さまが、ご自身のつらい感情を、ご家族のどなたにもおっしゃらず
ずっと黙って仕事に打ち込んでいらっしゃったことと
藤岡さんが、ご自身の感情を手放せずにおられたこと
なんだか似ておられるな、と感じました。
お二人ともよく似ておられて、共に気持ちを表現できない不器用さ
おつらさを、離れていても共に感じておられたのだと思うと
切っても切れない親子の絆の強さ、あたたかさが深く感じられてきます。
どんなにお心が通じないように感じられていた時期も
同じ、心が通じないという寂しさ悲しさ苦しさそれ自体によって
お二人はいつだって本当は、固く結ばれていらっしゃったように思えてならないのです。

お体がつらくて、思うように農業ができない、成果を上げられないことに対し
情けない、惨めだ、まだまだだと、涙されるお父さまのお心、ご愛情
そしてそれを、しっかりと受け止めておられる藤岡さんのお心、ご愛情
すべてが宝石のように輝いていると思います。

自分の痛みや恐れから自由になって解き放たれた心になって
そうして初めて、人は相手の心がありのままに見えるようになるのでしょう。
そんな心に触れて初めて人は、自分の素直な心を
表しだすことができるのでしょう。
わたしも、そのような自由な心をいつも生きていたい。
それが、どれほど大切なことかと、しみじみと思いました。
ありがとうございました。
桜 美穂 [URL] 2014/07/06(日) 17:52 [編集]

NAOさま、桜さま、ありがとうございます(*^^*)
NAOさま、桜さま、素晴らしいコメントの文章で、心が揺さぶられるようです。ありがとうございます。

澤谷先生からコメントありますとの、連絡をいただき、こんな拙い文章をアップしてくださった澤谷先生に感謝し、コメントいただいたお二方に感謝しています。

父は70才を前にして、自分の強くなければ、こうでなければ生きられないと蓋をしてきた、一人で田んぼを守ってきた寂しかった悲しかった感情に、ようやく涙で向き合えることができたんだと、思います。

私も女は弱い駄目だなどと、父に罵倒されてきて怖い嫌いだと避けてきましたが、父は中学から両親から離れ、どんな風に接したらいいのかわからず実は娘への優しさからだったのかもしれません。父の本当の姿を見られなかったことにやっと気づけました。

天候に左右され体が大変で継がせたくないという気持ちと、本当は田んぼの技術を伝えたかったのにできなかったという自分を呪うような気持ちがあったのかもしれません。

どこまで手伝えるか始めは足手まといになるかもしれませんが、共に辛さも喜びも分かち合い、日本の田んぼを守っていきたいと思います。

皆様が自分への愛をいつもあることに目覚められますことを
藤岡真有美 [URL] 2014/07/07(月) 01:57 [編集]

相手のことを大事に思うあまり、自分ひとりで全てを引き受けてしまうことは、結局は本当の想いは、悲しいけれど相手には伝わらないのですね。

態度・行動のむこうにある本当の想い、それをわかろうとすること。
相手を信頼して、こころにある想いを伝える、吐き出していくこと、ともに分かち合い、支え合い生きていくこと。それが人として生きていく学びなのかもしれないなあと感じました。

言葉で言うのは簡単だけど、それが簡単ではないことは、自分自身で一番感じています。

68年間、おひとりで苦しまれたお父様が、ようやくお気持ちを吐き出すという、奇跡が起きた!

それは、藤岡さんご自身がご自分と真摯に向き合い、自分にとって不要なものを手放されたからなのですね。

お父様が藤岡さんの前で涙を流されたそのことが、家族の絆であり、あらたに結び直していく絆のように感じます。本当によかったですね。

私は最近、気づきや学びには時間がかかることがあるのだということを、ようやく受け入れることができるような気がしてきました。
それはそれで良いのだと。(仕方ないという気持ちも大きいですが・・・)

藤岡さんの、今から!に、本当に人間の素晴らしさを感じます。
ご家族3代で行う田んぼ仕事は、大変なことには変わりないけれど、
きっと、今までの3倍、いや3乗分の喜びに満ちているような気がします。

お父様と藤岡さんご家族のご健康とおしあわせをお祈りしています。

トンチンカンなことを書いているような気がしますが、どうか、お許しください。ありがとうございました。
エンジェル [URL] 2014/07/09(水) 00:05 [編集]

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