お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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09/09
向上一路
澤谷 鑛

 ずっと以前のことですが、夕食後、お茶を飲みながらTVを見ていると今は芸能界を退いた島田紳助さんが出ていて、若い女性が夢だったミュージシャンを諦めるか、やりつづけるか、迷っているという悩みに対して、

「諦めた方がいい。自信がないから、悩むねん。自信がないのは、自分に才能がないと思っている証拠。だから、才能がある人は諦めようなんて考えない。あと、芸能界に必要なのは努力ではない。だって、みんな努力してるから。芸能界に必要なのは、才能や。だから自信がない人は辞めた方がいい。俺は相談に対して慰めない。慰めは痛み止めであって、治療薬ではないから。だから、ハッキリ言うことにしている」

 というようなことを言っていました。
 大変に真剣に話す紳助さんの言葉には、画面の中で頷く人たちがたくさんあり、説得力がありました。みんな芸能界の人たちなのですが。

 プロと呼ばれる人に必要なのは、才能なのでしょうか。確かに、努力はみんなしているのですね。
「自信とは自分を信じる」と書きますが、才能があるなしは、自分を信じるかどうかにある、と紳助さんは言います。ということは、才能って自分を信じることなのでしょうか。確かに信じられるならば諦めないですからね。思ったら思ったとおりに現れるという心の法則どおりです。

 自分のやってることを、とことん信じてやれる人が才能を発揮する、ということになりますね。ということは、才能は元々ある、なければどんなに信じても現れませんからね。

 以前、七田 厚 先生(しちだ・教育研究所代表取締役)とセミナーをコラボで開催しました。「志を持つ夢そだて~人間の持つ可能性と志を持つすばらしさ~」を語ることがテーマでした。

 子どもはみんな天才であり、すべての子どもに秘められた素晴らしい才能を引き出す教育……。そのためには、子どもたちの心を育みひとりひとりの能力を最大限に引き出すということです。これは、子どもだけでなく、大人にも言えることでしょう。
 心を育み、才能を引き出すのは、認めて、ほめて、愛して育てる、と言います。
 天才とは、無限の可能性がいっぱい詰まったのが人間であり、宝箱のようなもので、蓋を開ければ宝が詰まっている。それが人間の存在なのでしょう。

 ここまでくると、いわゆる心理学の心の法則などを飛び越えて、人間の存在そのものと向き合うことになります。それも、道元禅師の「仏向上(ぶっこうじょう)」のように、完全なものが完全なままに拡大・向上を遂げるという、その完全なものにもとらわれないというものです。
 向上一路という言葉がありますが、向上事でも向上人でもなく、
「向上一路は千聖(千人の聖者)も伝えず」
「たとい賢聖(けんじょう)なりとも、向上一路は賢聖の境界にあらず」
 とあるように、言葉では伝えることが出来ず、それは仏を超えた境界で、何ものにもとらわれない自由自在の境界です。

 どうも、思考の世界から思惟(しゆい)の世界への移行が必要のようです。とは言え、思考の世界を否定するものではありません。
 脳科学的には、思考の世界は、左脳の働きであり、理解と言語を中心につかさどる意識的な論理性や分析性の脳ですね。
 思惟の世界は、右脳の働きであり、直観的でイメージで記憶や豊かな創造性を発揮する脳の働きです。

 向上一路とは、仏の境地になっても、仏にとらわれず、さらに仏を見つめて進んでいく境地をいいますが、完成されたものが、完成されたものにとらわれず、さらに完成を見つめて進んでいく、ということなのでしょう。
 もしかしたら島田紳助さんは、そのような道元の『正法眼蔵』の「仏向上事の巻」に出てくる「向上一路」のようなことを言ったのでしょうか?


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コメント

自信には根拠がある
先生、おはようございます。

プロになる夢を実現させようとするときに、誰もが最初にぶち当たる壁が他人に認めてもらえない時期だと思います。そんなときは、他人に認めてもらえないからと腐ってしまったり、自己卑下してしまったり、認めてくれない相手を批判したりしてしまうこともあると思います。

ですから、この他人に認めてもらえない時期が勝敗の分かれ目なのだと思います。この時期に他人に認めてもらえなくとも、「自分の中には努力次第で向上し続けることのできる無限の可能性があるんだ」と自分自身を信頼して努力を続けられるかが重要な気がします。

才能を発揮してプロとして活躍されておられる方々に共通しているのは、内面から溢れ出している自信なのだと思います。この自信というものには、目には見えないけれども根拠がちゃんとあるのだということに最近気がつきました。それは、思惟で出会ったほんものの自分が自らの軸であり、その0の地点から無限に向上し続けることができるのが自分なのだという自覚なのだと思います。

運良くプロデビューできても、自分を信頼できていないと、他人の評価によって自信が揺らいでしまって、途中で腐って挫折してしまって大成できないということが往々にあるのは、この自覚が無いことも理由の一つなのかもしれないなと思います。

自由自在の境界の先を向上一路の人生を生きていきたいです。

ありがとうございました。
NAO [URL] 2014/09/09(火) 07:03 [編集]

NAOさん。

そうなのですね。正鵠を得ています。

努力できるのは、無限の可能性を識(し)っているからなのですね。道元のいう「仏向上(ぶっこうじょう)」に出会っているからなのですね。逆にいうと、ほんものの存在に出会っていないと、思考即ち論理や1+1=2のような抽象概念により答を出し、論理や抽象概念の答でさも出会ったかのごとき錯角を起こし、ピンボケになってしまうということは、よくあります。

だから、私の養成講座では、思惟(しゆい)の世界でほんものに出会い、その出会ったものを思考の世界で説明する、ということをよく言います。

他者の評価ということも、みずからのほんものとであっていれば、他者のほんものもみえるのであり、他者の評価でみずからがゆらぐはずがありません。怒りの奥に愛情をみたり、批判の奥に信頼を感じたりするものです。
澤谷 鑛 [URL] 2014/09/09(火) 10:18 [編集]

最近我が子が、何事にも素直に前向きに取り組む姿を見て、歯がゆさを感じていました。お友達の○○君みたく、ずば抜けた才能があるようには見えないし、△△ちゃんみたく、何かで表彰されたわけでもなく。我が子はたまに、できないことに癇癪を起こす時もありますが、発散し終えるとひたすら静かに取り組み続けます。メダルとか、賞状とか、わかりやすく自信になるような結果が全然なくて、つい焦ってしまう視野の狭い私は、不安で、おととい子供に聞きました。「もし今している好きな事で、ガンバッテモずっと一番になれないままだったらどうする?」そしたら楽天家な子供が、「そんなこと考えたことなかった~」といい、「でもやってみる」と真顔で答えました。周りも見えない先のことも考えられない幼い子供の言葉ですが、今日のご文章を拝見し、やっぱり応援しようって思っちゃいました!まるで瓦を磨き続けているかのような我が子、私も、一つ一つの結果にとらわれすぎることなく、子供のひたむきな姿勢を感じて行けたらと思います。
まいん [URL] 2014/09/09(火) 14:05 [編集]

努力なんてかなわない!
奇しくも、少し前、かつてのお笑いBIG3のビートたけし、タモリ、明石家さんまも似たようなことを言ってましたね。
「努力なんて叶わない」
と。

芸能界という特殊な世界だから、余計かもしれません。
でも、一般社会でも似たようなものでしょう。

でも、夢破れても人生を生きることは別。
努力が叶ったひとなんて、どれだけいる?
「勝てば官軍。負ければ賊軍」
なんてほざく奴もいますが、そんなこといったら大抵は賊軍メンバーですよ。


一方、あの世界の王貞治は、このBIG3の意見に対して、反対の意見を唱えてました。
「まだ努力が足りないから、努力が叶わないのだ」
これに対し、指原莉乃が
「え〜っ!なんかこれってズルい」
と、言ってましたね(笑)

さしこの意見、よく分かります。
松本竜助 [URL] 2014/09/09(火) 15:19 [編集]

まいんさん。

今している好きなことで「一番」ということに、「考えたことなかった~」というお子さん。自分と比較すべき、何ものもなかったのでしょう。自分に代わる自分はいない、ということを識(し)っているのでしょう。

そして「でもやってみる」と真顔でお子さんが言ったことも、お母さんの愛と信頼のつながりである「絆」を感じながら、道元のいう「仏向上(ぶっこうじょう)」にであったのでしょう。完成されたものが完成されたままに拡大・向上を遂げる世界……向上一路の世界と出会ったのですね。

これは、思考の世界ではなく、思惟(しゆい)の世界での出来事です。お子さんは、無意識にほんものの世界にであわれたのですね。
澤谷 鑛 [URL] 2014/09/09(火) 15:22 [編集]

この世に夢などない!
世の中には「夢は叶うんや」と言うヤツが多すぎる。
 夢なんか、言うとくぞ子供。絶ッッ対叶わんからな。アホな男が言いすぎなんですよ。
 偉い学者、大金持ち、みんな夢叶っとるから言うとんねん。
 稀やこんなん。

それを「夢は叶います」とかええカッコして言うからアホな子供は
「ああ、そうなんや。夢かなうんや」と思って夢ばっかり追い求める。
 大体回り見てみろ、殆ど屍だらけ。
ということは、夢なんて叶わない。

サッカーの本田が小学校のとき「セリエAで10番とるんだ」と作文で書いた。
あの人は死ぬほど努力して、死ぬほど周りの人に助けてもらって、いろんな人から勝ち上
がって、それでやっと夢叶ってんねん。

 「基本、夢なんか叶わへん」
そうやってまわりの大人が言うとかんと。社会なんてジャングルやから、サソリもおった
 ら毒蛇もおる。ホテルもなければコンビニもない。
そういったところに送りこまないかん大人側が、ジャングル行く前の子供らに
「ジャングルめっちゃええとこやで〜。凄い快適やで〜」
って言ってたら、子供は何の準備もせんとパンツと靴下だけもって
「じゃあ行こか」
ってなんねん。
ほんで実際に行くと
「あっつ、ヘビおるやん、わたしこんなんイヤや」
ってなる。当たり前や、おのれのせいや。だからジャングルという社会に子供らがいく前
に、
 「ジャングルなんか死ぬほど暑いし、毒ばっかり。毒蛇、怪しい鳥ばかりで何にもない
 ぞ。 せやからホンマに努力して、自分を鍛えて、勉強して、いろんな準備をしてから社
会に行けよ」
こう言ったら頑張る。それをアホみたいに「夢は叶う」って……アホか!
 
ヘンな「夢」ばかりかたる変な大人をマネするなよ子供は!
 夢なんかすぐ捨てろ!
やりたくないことをやるのが社会!
それがジャングルや!
こやぶ [URL] 2014/09/09(火) 15:49 [編集]

こやぶさん。

批評とは畢竟己を語ることなのですね。
澤谷 鑛 [URL] 2014/09/09(火) 16:25 [編集]

<完全なものが完全なままに拡大・向上を遂げるという、その完全なものにもとらわれない>

<仏を超えた境界で、何ものにもとらわれない自由自在の境界です。>

先生!「何ものにもとらわれない」、「自由自在」という言葉に、なんといいましょうか、こころが解放されて、大空にむかって、広がっていくような、なんともいえない、ここちよさ、胸の軽さを感じます。

私の体に穴があいて、大空の中にいるようです!風通しがいいんです!気持ちがいいんです!

そんな状態で、才能やなんやとか考えないで、夢中で好きなことや、やりたいことを、思う存分できたら、きっといいんでしょうね。(プロを目指すのは、そんなんじゃいけないのかも?しれないけれど。)

でも現実にはいろいろあるわけで、やっぱり、捉われないことなんでしょうか。好きだからやる。やりたいからやる。まずは、そこにフォーカスしてやってみようと思いました。

だから、すきなことをやるために、働く。私の場合は、そこからがスタートかな。なんだか、気持ちがスッキリしました。ちょっと、嬉しい(テーマから、ずれているのかも?しれないけれど)。ありがとうございました。
エンジェル [URL] 2014/09/09(火) 20:06 [編集]

自信
自分を信じるのが、自信・・・。

いいですね。


保育園で天才たちに囲まれて、仕事ができる私は、本当に幸福者ですね。

大好きな、音楽を演奏して、園児達に聞かせてあげることができる・・・というプレゼントつきです。

音楽療法をやりたいな・・・と思っていた私には、願ったり叶ったりです。

確かに澤谷鑛先生のもとでまなび、自分自身を信じることができるようになってきた気がします。

自己肯定感の向上にも繋がりますね。

本当にどうもありがとうございます。

日頃の感謝を込めて
もも [URL] 2014/09/09(火) 20:10 [編集]

エンジェルさん。

とらわれのない自由自在・如意自在の境界……。そこに実は、才能という自信に裏打ちされたものがあふれるのでしょう。
澤谷 鑛 [URL] 2014/09/09(火) 22:31 [編集]

ももさん。

自分を信じるのが自信……。いいですね。確かに。
養成講座で一年一ヶ月学ばれ、1,000日連続、ぼぼ三年の毎日のブログへのコメントなど、学びを深められたのですね。
澤谷 鑛 [URL] 2014/09/09(火) 22:36 [編集]

松本竜助さん。
やこぶさん。

お二人には何だか違和感を感じます。何故かな?
CAMELLIA [URL] 2014/09/10(水) 18:05 [編集]

なぜ?
私へのコメントはなしですか?

島田紳助が出てきたのだから、同世代の大物芸人、たけし・タモリ・さんまの意見って
すごく面白いと思うのですが。
そこにあの「王貞治」。
その意見を現代の若者文化の象徴ともいえる、AKBの指原莉乃が「こんなのずるい」と、
ディスっているわけですからね(笑)

この現象、面白いと思いません???
松本竜助 [URL] 2014/09/10(水) 21:03 [編集]

CAMELLAさん

批評とは畢竟己を語ることなのですね。


・・・せいぜい、こんなところでは?(^_^)
松本竜助 [URL] 2014/09/10(水) 21:08 [編集]

松本竜助さん。

恕がないんだ。だからブレブレになるのですね。自分中心で澤谷さんの「向上一路」の批評にもなっていないのですね。
それでは、小林秀雄の名言「批評とは畢竟己を語ること」も何処吹く風ですね。なるほど。
CAMELLIA [URL] 2014/09/13(土) 08:35 [編集]

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