お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
07 * 2017/08 * 09
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
--/--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
11/05
親が変われば子が変わる ~ある不登校の少年~(Ⅱ)
澤谷 鑛

 父と母との絆

「私の実の父は、私が生まれる二ヶ月前に交通事故で亡くなりました」
「あなたが生まれる前にお父さんがお亡くなりになった……」
「はい。母は私を子供のいない母の姉夫婦に養女に出し、その後再婚しました。そして母は今、夫や子供や孫に恵まれて幸せに暮らしています。ですが私と養母は、私が中学生の頃から仲が悪いんです」
「ちょっと待って下さい。問題を整理します。あなたが生まれる前に、お父さんがお亡くなりになったわけですね」
「はい」
「お父さんのことを思ってあげたことはありますか? どんな思いであちらの世界に逝かれたか……。想像してみて下さい。人は思いの中で生きているのです。お分かりですか?」
「……」
「あと二ヶ月で生まれてくる、それも初めての我が子が……。どれほど楽しみに待ち望んでおられたことか……。ひと目だけでも会いたかったでしょうね。一度だけでも抱きたかったでしょうね。それが出来なくて残念だったのではないでしょうか」
「……」
「あなたの心の中に、もしお父さんがお亡くなりにならなければ、こんな悲しい人生は歩んでいない。お母さんもあなたを養女に出すこともない、という思いがありませんか?」
「……」
「養母さんと仲が悪くなればなるほど、実のご両親を恨むことになります」
「そうですね。心のどこかにあると思います」
「そのことをあなたは、仕方のないことだ、とほとんど諦めているのかもしれませんね。しかし、それは表面の心の“顕在意識”でのことで、奥底の心の“潜在意識”では、その思いが渦巻いているのかもしれません」
「……」
「失礼ですが、そんな秋子さんの心の内が、あなたの口にする言葉や、顔の表情や、態度におのずと表れることがあると思いませんか?」
「そうですね」
「そうそう、ご主人はご養子さんでしたね。私は男ですから男の気持ちは分かるつもりです。家にも居たくない思いに駆られるでしょうね。子供さんも当然意欲がなくなります。私たちは、ギスギスした、ゴツゴツした、不調和で不安定な雰囲気の中に居たくはないですからね」
「主人は外に泊まって家に帰って来ないことがよくあります」

 心のデトックス

「今夜、このセミナーでワークをやります。そのワークは、みずからの心の中にある恨み、憎しみ、恐怖、怒り、不安、自分自身をとがめる想念感情などを消すデトックスワークなのですが、心理学では観念泄写(せっしゃ)といいます」
「消す? 消えるのですか?」
「ええ、主体的に消すのです。忘れるのと消すのでは大きな違いです。忘れるというのは“顕在意識”で忘れているわけで“潜在意識”では鳴り響いています。消すというのは、“現在意識”も“潜在意識”も諸共にですからね。まぁ、心の清掃、心のデトックスということです」
「それはどのようにするのですか?」
「そのワークの前に説明があります。あなただけでなく、ご主人や秀人君や養母さんの運命が大きく変わります。それも良い方向に変わります」
「本当に変わるのですか?」
「間違いなく良き運命に変わりますよ」
「信じられません」
「原理は簡単です。現実に起こることは“結果”であり、“結果”には“原因”があり、その“原因”は、くり返しますが、人間は思いの中で生きているからなのです。つまり、あなたの目の前に現れた出来事は、あなたの心に鳴り響かせた言葉を映し出したものだといえます。心で認めたものが現れる、と先ほどいいましたね」
「はい、お聞きしました」
「ここでもう一つの法則を紹介します。それは“現れれば消える”というものです。私たちは、心の中に言葉を鳴り響かせて現実を作ります。心の中の言葉で現実を作ることによって、心の中の言葉を消しているのです。“結果”が出ると共に“原因”は消えているわけです」
「どういうことですか?」
「“来よう”と思って、あなたはここに来たわけですが、ここに来るまでは“来よう”という思いは続きます。しかし、来ると“来よう”という思いは消えています。来たのに“来よう”とは思いません」
「確かにそうですね」
「“結果”が出るとともに“原因”が消えているのです」


澤谷 鑛 のカウンセリングは、コチラ…
澤谷 鑛 のセミナー/講演会情報は、コチラ…
コメント

人生を如何に生きるかは、心を如何にあつかうか
先生、おはようございます。

クライアントさんは、中学時代からなのか?、実のご両親を責めていたのですね。ご両親の立場に立ってお気持ちをおもんばかるなんて、中学生が助言なしに行うことは簡単ではないですよね。
そして、このときの実のご両親を責めてしまった想いが、ずっと潜在意識にうずまき続けていたのですね。

ご両親を責めていたりして、親子の絆がこじれていると、現実の目の前の夫との夫婦関係や子どもとの親子関係でも絆がこじれてしまうものなのでしょう。

しかし、人間の心のなかの想いが現実をつくりだしているのだから、絆をこじれさせている想いをデトックスしてしまえば、絆はよい絆にむすびなおされてゆくのでしょう。
わたしたちのまっさらさらのいのちそのものは、完全に自由であり、一瞬一瞬にあらたに生きていて、心次第で現実の時空間に展開させる人生は如何ようにも映し出されてゆくのでしょう。

「“結果”が出るとともに“原因”が消えているのです」
そうか……心の働きや動きというのは、無意識にめまぐるしく活動していて、わたしたちの人生が展開されているのだな……とおもいます。
人生を如何に生きるかは、心を如何にあつかうか、にかかっているということなのだと思います。

ありがとうございます。
NAO [URL] 2014/11/05(水) 08:18 [編集]

まっさらそらのいのちの展開
NAOさん。

正鵠を得ていますね。その通りです。

原因は結果がでるとともに消えているのですね。
しかし、その結果に不安や恐怖や悲しみなどのマイナスの想念を持つと、その結果を新たな原因とし、またマイナスの現実を引き寄せます。マイナスの想念によるマイナスの現実の連鎖ということになります。
逆に、その結果はもともとの原因を消していっている心のデトックスだ、とおもえば、その結果にプラスの想念を持つことなり、その結果を新たな原因として、プラスの現実を引き寄せることになります。

結果が出るとともに原因が消せるのは、心の作用は主観的な道具の作用であり、その奥にはまっさらそらのいのちの展開があるからなのですね。
澤谷 鑛 [URL] 2014/11/05(水) 11:44 [編集]

「“結果”が出るとともに“原因”が消えているのです」

このことを学びながらも、マイナスの感情がでてくると、ついつい、そのことにこころがとらわれて、こころが揺らいでしまいます。
知っていることと、できることは、全く違うという事を痛感します。

現実に起こることは、全て善き方向に向かうためにある、と認識することが大事なんですよね。そうすれば、辛い気持ちも、不安な気持ちも、今現れて消えていっている。そのすべての一瞬一瞬が愛おしい時間となるのですね。

常に良きことを想い、良きイメージを持ち、明るい心で生きることですよね。
とらわれて、揺らいでも、すぐにこころを切り替えていく。その訓練ですね。きっとすぐに身について、無意識でできるようになるのだと思います。そう思っているので、そうなる。・・・ですよね。
めっちゃ、わくわくです。ありがとうございました。
エンジェル [URL] 2014/11/06(木) 02:04 [編集]

一瞬一瞬が愛おしい時間
エンジェルさん。

そうなのですね。
「現実に起こることは、全て善き方向に向かうためにある」
ということなのですね。

この時空間の現実世界は、相対的な世界なのですね。デトックスしている裏には、まっさらさらのいのちの展開する世界があるのですね。

だから、「水は永遠に濁らない」「濁りは本来水ではない」という認識が出てくるのですね。

それがわかると、一瞬一瞬が愛おしい時間になるのですね。
澤谷 鑛 [URL] 2014/11/06(木) 08:19 [編集]

管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 2017 絆の法則 ~ 澤谷 鑛 オフィシャルブログ ~.
all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。