お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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02/10
命があることに感謝
奥野一美(養成講座7期)

うちには14歳の犬を飼っています。
名前はジャックといいます。犬種は、キャバリア キングチャールズ スパニエル と言い、むかし昔はイギリスの王室の犬だったようです。

1999年の秋にジャックの母親犬と、町のペットショップで出逢いました。
本当は、ヨークシャーテリアをさがしていたのですが、当時見たことも聞いたこともなかった、この犬に心がトキメキました。
我が家の一員となりました。

翌年にジャックともう一匹のレオンを出産しました。
レオンは、6歳になってすぐに、心臓病で亡くなりました。
母親犬は、12歳になる手前で、これまた、心臓病でな亡くなりました。
キャバリア キングチャールズ スパニエルは、どうやら心臓が弱い犬種だそうです。
大抵10歳を超えるか、いなかで、亡くなる事が多いと、後から聞きました。

大きさは、ほぼ柴犬と同じくらいで中型犬です。
長毛で、茶色と白のコントラストがとても美しくて、おだやかな性格なので、余り怒りをあらわにすることもありません。
そしてなにより頭が良いので、人間の会話をすべて理解しているのではないか? と思うことが、多々あります。

ジャックは今14歳ですが、自分の犬の家族をすべて天国へと見送りました。
6歳の時、弟のレオンが亡くなり、その後11歳の時母犬が亡くなりました。12歳の時は、私の母も亡くなり、その一ヶ月後に、当時ジャックの嫁のポメラニアンも亡くなりました。
ジャックは、ず~っとみんなを見送ってきました。

今、我が家には犬は、ジャック一匹だけです。
キャバリア3匹のときもあったし、キャバリア2 ➕ポメラニアン1の犬3匹で、とても賑やかなときもありました。

ジャックが、生まれたのは、我が家でした。
2000年の10月、初めての出産を控えたジャックの母犬のパールが不安とイライラしていたのか、私が自宅にいる間は常に、つきまとわれていました。
私がトイレにたてば、ついてきてノックをするし、お風呂に入れば脱衣所でまっているし、私が二階の部屋にあがると、大きなお腹をひきずりながら二階の部屋まで自力で上がってきて、そして私のベッドにあがり、リキミだしました。

以前飼っていたワンコは、出産場所を教えてやったら、勝手に出産していました。……ふつうは、そうだろう。しかし、パールはそうではなかった。結局、出産当日ど~するの?? と、思いつつ、リビングのソファーで、毛布やらタオルをいっぱい敷いて出産させることにしました。
つまり、私が立ち会い。いわゆる産婆さんです。私自身が出産経験がないのに、犬の出産に立ち会うことになりました。
ムツゴロウさんでは、馬の出産シーンくらいしかテレビで、見たことがなかったから、私も初めての犬のお産に緊張感たっぷりでした。

ひとつ気がかりなことがありました。実は、パールのお腹の子は逆子だったのです。
これは、獣医さんに言われていた事で、とても危険なことでもあるとわかっていました。もしものことが、あれば帝王切開もあるかも……と言われていました。
出産予定日も実際よりズレたのと、夜中の出産なので、獣医さんに「今から出産はじまるよ~!」などと連絡はできませんでした。

そして、夜中1時より本格的な陣痛がはじまりました。
夜中1時にパールはものすごく大きな声で、奇声をあげました。たぶん人間の出産のときに声をあげるのと同じなんでしょう。ご近所さんに、犬を虐待していると勘違いされないか? と、誤解されないか? と思いました。

そして、幾度か奇声を放ちながら、パールは急に後ろ足で立ち上がり、わたしの肩にだきついてきました。突然のパールの行動にびっくりしました。
ちょうど、私の目線がパールのお腹のところになりました。まじかすぎる犬の出産シーンにたちあうのです! そして、そう、逆子です。ヤバイやつです。

わたしは、パールの奇声と息遣いにあわせながら、背中をさすりさすりしました。
「ひーひーふー」を繰り返しました。「がんばれ! あと少し!」など、テレビドラマの出産シーンを思いだしながら、ひとしきり励ましていました。

すると、逆子がっ! 逆子が動き出した。左回りに頭からお腹の中で自ら反転し出しました。お腹の中ですでに自分の力で、表にでようとする、生命の神秘に涙があふれてきました。
そして、胎児自ら産道へと向かい胎盤に包まれたまま、何事もなかったかのようにスルッと出てきました。
そしてパールは誰にも教わったわけでもなく自分で胎盤を破り、赤ちゃんの鼻あたりを舐めて、呼吸をさせようとしました。
「クゥ~ンッ!」小さい声で反応がありました。無事出産しました。一匹めが……です。
目も、とじていて、当然立てない、なのにお腹の力で這いずりながらお乳をさがしてすぐにのみにいきました。とても感動的な光景でした。この生命力の強い子が、ジャックです。

その30分あとに、もう一匹出産しました。二匹目は比較的楽に出産しました。逆子でもなく、さらに一匹目よりひとまわり小さいサイズだったので、楽だったのだと思います。

こんな貴重な体験は、普通ではあんまりしないだろうなって思います。
母犬のパールが、私を信頼し一緒に出産をしたかったのだと思いました。

その後、ジャックは、不思議と自分は長男だと、わかっていたのか、とても遠慮がちな犬でした。いつも、弟のレオンになんでも譲ります。だからか、ある日突然、両目が真っ白になっていました! 白内障か? とおどろきましたが、そうではなく、愛情不足からくる一時的な症状でした。その後、ぎっくり腰になったり、痙攣をおこしたり、下痢、発熱などなど、本当に体の弱い子なんじゃないかと思っていました。

しかし、レオンが6歳の誕生日がすぎてすぐ亡くなってから、ジャックの病気は一切なくなりました。

こんどは、母犬が私に甘えてくるようになりました。ジャックはまた後ろに隠れていましたが、それでも、親子二人だけになり絆が、強固になったのか、病気にはなりませんでした。ただ、唯一の病気、心臓の薬だけは、二匹とも服用していました。

その後、約5年の歳月をえて、二匹ともとても元気に、幸せに過ごしていました。
その年の夏に、私の父が、友人が引越しで飼えなくなったからと、ポメラニアンのメスをつれてきました。顔は美人でしたが、性格は最悪にわるい犬でした。わたしが、「こんにちわ」と、挨拶したら、歯を剥いて威嚇してきました。手をさしだしたら、血が出るまで噛みました。年齢は14歳でした。メグといいます。でも、ふしぎと犬たちとは、うまく生活していました。他所から来たことを認識しているようで、やや遠慮がちな姿勢を保っていました。

しかし、私には、悪い態度で威嚇してきましたが、ポメラニアンなんて、せいぜい2㎏強、背後に回り、片手でつかまえたら、軽いもんだと慣れてきて、威嚇がポメラニアンの挨拶だと思うようになりました。

そこから約1年後、ジャックのお母さんのパールがなくなりました。動物霊園の焼き場に行く時、ジャックも無理やり私の車に乗り込んできました。さながら喪主であるかのようでした。最後までジャックの最愛の母を見送っていました。

それから、ジャックは自宅に帰ってきたらポメラニアンのメグが待っていました。すると、メグがジャックの傍に寄り添ってジャックの毛繕いをしていました。
「おや? いつの間に? なかなか仲睦まじくなってるような?」と、感じました。その日以来、二匹はいつもくっついていました。

ポメラニアンのメグには、さしずめ姑がいなくなったことで、やっと大好きな彼とイチャイチャできるのだと、喜んでいるようにもみえました。
それから、不思議とメグの毛艶がみるみる輝きだしました。とても15歳の老犬とは見えず、散歩にいったら、他のオス犬たちに追いかけまわされていました。それをいつも、ジャックが守ろうとしました。見ていて本当に微笑ましい光景でした。恋する二人か。晩年の恋。いくつになっても、恋愛っていいなあ! 素敵なカップルでした。

そんなメグも、その後、16歳になってすぐに亡くなりました。とうとうジャックは、一人きりになりました。見ていて感じたのは、パールが亡くなった時より、メグが亡くなったときの方が、相当落ち込んでいたのがわかりました。まるで人間と同じだと思いました。

私の父も、祖母と、母が、亡くなった時では、「嫁が亡くなった事のほうがはるかに辛いよ」と言っていました。「なんでかわからんけどな」と言っていました。
犬も、人間も、男性は、守るべき相手に対して、つねに愛を与えたいのだ、と実感しました。

その年は、5月に私の母がなくなり、6月にメグがなくなりました。
家の中は、嫁をなくした二人で、どんよりしていました。

それから、三年がたち、父とジャックはお互いに気持ちがわかるもの同士か、とても仲良くしています。
75歳で、会社経営者で現役の父と14歳のジャックは、多分同じくらいの年齢だと思います。
ただ、私にわかるのは、父も、ジャックも、今は幸せなんじゃないかな? って思います。

キャバリア キング チャールズ スパニエルは、10歳を迎えずしてなくなる犬種だといわれながら、母犬も、13歳手前で亡くなり、ジャック14歳ながら、まだまだ元気。人間と同様、ストレスとかなくて、愛をたくさん与え、受け取ることができて、いつも、わたしは幸せです。ありがとう。と、感謝の気持ちで生活すれば、犬も寿命を延ばすことができるのじゃないか? と思います。

どんなものにも、神は宿っているとわたしは信じていますが、まさにジャックが見せてくれているような気がします。

人間も犬もすばらしい人生と犬生を謳歌しています。
命があることに、心から感謝します。


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