お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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02/22
本当にやりたいこと

先日、映画「ナイトミュージアム」を、DVDで観ました。
最初は、子供向けの映画だと思って、あまり期待してなかったのですが、けっこう面白かったです。
博物館の中の展示物たちが、夜中に、動き出すという内容です。

映画の中で、心に残ったシーンがありました。
それは、主人公の男性が、生き返った人形たちと、会話する場面なのですが、小人の兵隊たちが、戦争しているのを見て、その男性が、
「オマエたち、戦いなんか、やめろよ。バカバカしいぞ!」
と諭すのですが、その兵隊たちは、
「何言ってんだ! 男は、戦うものだろう。戦うから、男なんだ!」
と言い返してきます。
そこで、さらに、その男性が、
「いや、そんなことはない。別に戦わなくてもいいんだ。そもそも、戦争なんてものは、何の意味もないんだ」
と教えると、兵隊たちが、
「じゃあ、他に、何をすればいいの? 戦争以外に、オレたちに、できることがあったら、教えてくれ」
と言われます。
その時に、その男性は、困ってしまいます。

さりげなく描かれている場面ですが、けっこう深い人生哲学が、含まれていると思いました。
考えてみれば、その兵士たちは、生まれてからすぐに、戦争のために生きるように、兵士として、育てられています。
それを、いまさらやめて、別の生き方をしろと、いきなり言われても、難しいのです。
農業をやろうと思っても、すでに、その国の土地は、他のお百姓さんたちが、おさえているだろうし、農業を最初から、学ぼうと思っても、教えてくれる人も場所も時間も、ないでしょう。
また、兵士としてのプライドから、いきなり、百姓仕事は、できないかもしれません。
これは、世界中で、戦争に携わっている人たちに、現在でも言えることだと思います。
「戦争をやめろ! 軍隊なんか、やめなさい!」
と道徳的な話をしても、他の選択肢を、キチンと示してあげないかぎり、無理なのです。
「では、私たちは、戦争や軍隊以外に、何をやって、生活していったら、いいのですか?」
と訊かされた時に、具体的に、その代替案がなければ、それ以上、話は、進展しないのです。

以前に読んだマンガで、「ドラゴン桜」という作品がありました。
その中でも、同じような場面がありました。
受験勉強をテーマにした内容なのですが、ある時に、受験勉強が嫌になった生徒たちが、主人公の教師に、
「受験勉強なんか、なんの意味もない。社会にでてからも、直接使える知識は、ほとんどない」
と文句を言うのですが、その教師が、
「じゃあ、訊ねるが、オマエら、受験勉強以外に、やりたいことでもあるのか? 他に、夢中になって、燃えられるものでもあるのか?」
訊きかえされます。
その時に、生徒たちは、
「うっ!」
と返答に困ってしまいます。
すかさず、教師から、
「ないだろう? だったら、つべこべ言わずに、黙って、受験勉強をやっていろ!」
と言われて、
「う~ん」
唸ったまま、何も言い返せなくなってしまうのです。

この教師の言葉の真意を、裏読みすれば、
「もし、本当にやりたいことが、あるんだったら、スポーツでも音楽でも、それをやれば、いいんですよ。でも、それがないから、受験勉強をやろうと、思ったんでしょう? それだったら、いっそのこと、受験勉強を、とことん好きになって、この分野で、がんばってみませんか?」
だったのかもしれません。つまり、
「あなたたちの受験勉強不要論は、怠けるための言い訳でしょ?」
と言いたかったのだと思います。

ここで、私の体験談も、書いておきます。
1994年に、最初の会社を辞める時に、いろいろな人から、いろいろなことを、言われました。なにしろ、その時の私の会社を辞める理由が、
「大好きなパワーリフティングという競技で、成功したい。それには、会社勤めをしていては、無理だ、サラリーマン生活との両立は、不可能だ。だから、会社を辞めて、しばらく、トレーニングに、集中したい」
というのが、一番の理由だったからです。他にも、理由はありましたが、一番は、それでした。
たくさんの先輩や上司から、
「オマエ、何を考えているんだ? バカじゃないのか? とうとう気が狂ったのか?」
と言われ、嘲笑されました。
それまで、私は、本気で、
「パワーリフティングで、絶対に成功したい!」
と思っていたので、最初は、あまり、気にしていなかったのですが、そこまで、バカにされるとは、さすがに少し落ち込みました。

落ち込んでいた時に、一番お世話になった先輩に、その夢を語ると、その先輩だけは、
「いいなー! オレは、オマエが、羨ましいよ。心の奥底では、皆、オマエのこと、本当は、羨ましいと、思っているんだよ」
続けて、
「オレも、本当は、会社なんか辞めたいよ。でも、他に、やりたいことがないんだよ……オマエが、成功するかどうかは、わからないけど、そうやって、会社を辞めてまで、やりたいことがあるということは、素晴らしいことなんだよ」
さらに、
「いいか、覚えておけー! サラリーマンなんかやっている奴はな、他にやりたいことが、何にもない奴ばっかりなんだー! 本当にやりたいことがある奴は、サラリーマンなんか、やってないんだー!」
こう言いました。

それまで、意識したことは、ありませんでしたが、改めて、
「そうなのかな……」
と思いました。

そういえば、私の場合、高校卒業する頃まで、やりたいことが、わからず、フラフラしていました。
でも、大学に入学してから、「パワーリフティング」という本当にやりたいことに、出会ってから、人生が変わりました。
それが、できてからは、
「他のこと全てを犠牲にしてでも、これを、やりたい!」
こう思える芯のようなものが、人生の中に生まれました。
人生の中で、最優先事項が決まると、人生の全てが充実するのだということが、その時に、初めてわかりました。

何回か書いたので、ご存じの方も多いと思いますが、結局、この競技では、その後に、世界大会で優勝するほど成功します。
その時に、そのお世話になった先輩に、手紙で報告したら、自分のことのように、喜んでくれました。

「本当にやりたいこと」
これがないうちは、人生の主導権を、親や親戚、会社、学校などの世間にとられます。
本当にやりたいことがないと、なんとなく、ダラダラと、不本意な会社で、不完全燃焼したまま、サラリーマン生活を、送ることになります。
学生時代、本当にやりたいことがなかったために、なんとなく、友人や先輩に誘われて入部した部活で、不完全燃焼の青春を送った人も、たくさんいると思います。
他にも、本当に好きな人がいないために、なんとなく、ダラダラとお付き合いを続けているカップルも、たくさんいると思います。
さらに、本当に結婚したい人がいないために、結婚適齢期という言葉に焦って、親などの周囲から薦められた相手と、なんとなく、結婚してしまい、後悔している人も、多いと思います。

これらは、皆、「本当にやりたいこと」が、ないというのが、根本的な問題です。
逆に言うと、本当にやりたいことが、見つかった時点で、はじめて、人生の主導権を、自分でとることができるのです。
「それは、やりたくありません!」
「それは、もう続けたくありません!」
「その人とは、これ以上、お付き合いしたくありません!」
こういう「NO!」が、ハッキリ言えるのは、本当にやりたいことが、見つかった人だけの特権です。
「本当にやりたいこと」
これが見つかった時点で、人生というのは、すでに、9割以上、成功しているのだと思います。

PS アメリカのラスベガスで開催された、パワーリフティングの世界大会で、優勝した時の写真。
本当にやりたいことが、見つかっただけで、人生の全てが、輝きます!


トーマ イタルさんのホームページは、こちらからどうぞ

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澤谷 鑛 のセミナー/講演会情報は、コチラ…
コメント

働きたくない。でも、やりたいこともない。

そんな気持ちで、悶々と何年も過ごしました。
でも、よーく考えたら、仕事ができないから、仕事がいやだから、何か別のことはないかと甘い考えで、逃げていたのです。

そんな考えで、普通に仕事ができないのに、ほかのことができるわけがないのです。

まずは、職場復帰して働きなさい。誰もがそう言いました。
職場復帰してみて、その通りだったと実感しています。

そして厳しい現実の中、ここでの学びが、経験が、自分にとって必要で、重要なことなのだと感じています。

きっと、今後の自分に必要だから、学び、経験しているのだと思うのです。

今の学びや経験が自分のものになったとき、本当にやりたいことが見えてくるのかもしれないと感じています。

そう思って、自分を励まし、鼓舞しています。まだまだ、辛いことばかりだけどね。

とにかく今は、目の前の仕事に一生懸命取り組むことが、本当にやりたい事へつながるのだと思って、がんばっています。ありがとうございました。
エンジェル [URL] 2015/02/22(日) 22:17 [編集]

もっともわくわくする課題
カウンセリングを始めてから八年ほどになりますが
それが質的に大きな転機を迎えたのは

トーマさんも書かれている「本当にやりたいこと」が
カウンセリングの中で置き去りになっていると気付いた時でした。

どんなカウンセリングもセラピーも、最終的にそこに向かわない限りは
その時限りの気休めに終わりかねないのだとわかったのです。

戦争を止めたら他に何をしたらよいかわからないという
兵士の話が出てきましたが

親が悪い、自分にはできない、という思考をやめたら
他に何をしたらよいかわからない、という方が
少なからずおられる。

いや、もしかしたら
そういう方の方が、多いのかもしれません。

問題が解決するかとか、解決しないとかいう次元は
実は同じコインの裏表であり
解決しようとしていてすらも実は
その問題に拘泥し、問題を存続させることにしかならなかったりするのだと気付いたとき

その問題が解決する、しない、といった
問題ありきという前提から出発するのではなく

本当にやりたいことは何か、どうしたらそれができるのかという
まったく別の所から出発することの大切さがしみじみと迫りました。

「本当にやりたいこと」
これが見つかった時点で、人生というのは、すでに、9割以上、成功しているのだと思います。

と、トーマさんは書かれていますが、本当にそう思います。

問題の解決ではなく、そこをゴールとしたカウンセリングこそが本物なのだと思うのです。

どうしたら効果的に、その人の「本当にやりたいこと」を引き出せるか
そこにフォーカスしていただけるか
それが、今の、今後の、もっとも大きな、わくわくする課題です。
桜 美穂 [URL] 2015/02/23(月) 12:12 [編集]

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