お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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04/29
私のかいた小節「でこぼこな道」(4)
                                       杉本帆奈

学校へ

1ヶ月間治療して、学校へ行けるようになった。
学校に行くと、金早軍は、未だに気取っている。

(金早軍)みづほさん:「今崎香奈、生きてるのかしら !楽しみね!」
(金早軍)奈美さん:「ハッハッハー!! 確かに!! 楽しみよね! 学校に一生来なかったらいいのに!」
(金早軍)美子さん:「大体、今崎は今頃怖がってるんじゃない? 私たちの事!」
みづほさん:「うん、ありえる~!!!!」
私:「死んでないけど。言わせてもらいますけど、いっつも私の事をバカバカバカバカバカバカバカバカいっていますよね。バカはどっちですか! あなた達も私たちと同じ、ごく普通の人間ですよね。頭脳も平均、運動は下手っぴですよね。そんな人間の方が死んでしまえ!!!」
みづほさん:「ちょっと来て。また落としてあげる。」
私:「行くもんか! 年上だろうがなんだろうが、私たちは同じ人間! これからは、敬語なんて使うもんか!! 頭脳が上でも下でも、私は心だけ負けない!!! 心は私のほうが上よ!」
みづほさん:「よくそんな事言えるわね。心が上だろうが下だろうが、あんたが奴隷なのは、みんな知ってんのよ! ねぇ、みんな!」
生徒みんな:「そうだよそうだよ! そんなの関係ないんだよ!!」
私:「だったら……だったら、あなた達生徒はなにが怖いんですか! 金早軍? 金早軍の両親? 先生? それとも、自分自身ですか? 金早軍に逆らったら先生に怒られる。金早軍の両親にまで怒られるかもしれない。こういう自分自身の態度が1番怖いんじゃないんですか? 私は思いました。逆らったら何が怖いか。怒られることではない。では、何が怖いのかということを。ふと気付いたのが、自分自身の態度が怖かったのだと。あなた達も同じでしょう! 結局、1番怖いのは、自分自身だって事を!」
みづほさん:「みんな、だまされてはダメよ。すべて私の言うことが正しいの。」
私:「だましてるのは、金早軍でしょう? 神様の言うことよりも正しいの? だったらその心の中に見える、怖くて震えているペンダントは何!」
みづほさん:「ハッ、コラ、何見てるのよ。何で見えるのよ。」

ピッチーン!
私はビンタをされた。
いい音が鳴った。

私:「え? 何するのよ!」
奈美さん:「あんたはされて当然でしょ! そんなことも分からないの?! バカみたい!」
美子さん:「奈美姉ちゃん、もともとバカだから!」
私:「じゃあ、言うね。」
私は生徒たちに向かって言った。
「私が、長い間、入院したのは、金早軍が学校の屋上から私をつき落としたからです。下にはたまたまお父様がいたので、受け止めてくれました。その事は幸いでしたが、この人たちは、刑務所行きになってもおかしくありません。」
みづほさん:「ハッ! 何を言っているの! そんな事言っていいの?」
校長:「早川みづほ。退学です。明日までに退学届を提出願います。後でお父様とお母様にはこちらから連絡させて頂きます。今崎さん、あとで、2時~2時30分の間に応接室3に来て下さい。早川みづほさんは、放課後4時に応接室2に来て下さい。磯田先生に退学届をもらいなさい。話も1時間以上聞いてもらって下さい。では、今崎さん、2時~2時30分の間に応接室3に来てくださいね。待っています。」

そこへ、乃々花先生が来た。
乃々花先生:「信じられないわ。早川美子さんも関わっていたのですね。みづほさん、退学、待ち望んでいます。美子さん、2時~2時30分に応接室1に来なさい。奈美さん、あなたは副校長の川北先生が放課後5時に応接室3に来て下さいとおっしゃっていましたよ。行きなさいね。」

そのとき、私たちは高い滑り台の上に立っていた。
みづほさんは、泣いていた。
私はこう言った。
「バカなのはどっちでしたか? 退学は誰もが望んでいましたよ。奈美さん、美子さんも一緒です。結局、バカだったのは私……ではなかったですね。ごきげんよう。」

みづほさんはよっぽど腹が立ったのだろう。
すべりだいをけりまくっていたのだ。

     数分後―
私は応接室3に向かった。
「コンコン(ドアをノックする音)失礼します。」
校長先生がいた。
校長「座ってください。」
ここから話が長引き……1時間―2時間―2時間30分話をした。校長先生にはこりごり。
校長:「分かりました。すべて、あなたの勝ちです。もう安心しなさい。いろいろとありがとう。長引いてしまってごめんなさいね。では、明日。最後まで見送ってあげてくださいね。さようなら。」

よし、私は被害者! 今度は私が笑うばんだ!

     次の日
みづほさんは登校した。
応接室1に行き、校長先生に退学届けを渡していた。
応接室1は、放送が出来るようになっている。
トランシーバーさえ持っていればその情報が聞けるのだ。
私はこっそりトランシーバーを取って、放送する設定にしておいた。
その情報を菜々ちゃんと一緒に聞いていた。

校長:「退学届けを提出願います。ありがとうございます。昨日、お父様とお母様にどんな事を言われましたか?」
みづほさん:「なんでこうなるの? 人を殺そうとするなんて! と、家に帰ったなり、夕方の5時~夜の10時まで説教を受けました。」
校長:「分かりました。話は以上です。今日でお別れとなるので、ステージの前で、お別れのスピーチをしてもらいます。次の学校は、ここよりももっと厳しいですよ。ここに残りたいのなら、10時までです。ステージに立つ時間は午後1時。待ってるわよ。それでは。」

みづほさんは泣いていた。泣き声が聞こえた。ワッハッハー!と大声で笑ってしまった。
私たちはすぐとなりの応接室2にいた。
すると、ドアが開いた。
みづほさんだった!
みづほさん:「何笑ってるのよ! ずっとそうやって笑って聞いていたのね。あんたのせいで私は退学に。許さない!」
といって、ドアのすぐそばにあるかさを私に向けて、ぶんぶん殴ろうとしてくる。
そして、ついに私は意識をなくした。となりにいた菜々ちゃんもだ。

となりのカウンセリング室に声が響き渡ったのだろう。
カウンセリングの先生、岩坂先生が私たちの姿を見て急いで救急車を呼んだ。
校長先生もあわてて来た。
みづほさんの両親も、私の両親も来た。
また最後に聞こえた声がある。それは―

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