お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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05/26
自分大好きの育て方<1>
             株式会社しちだ・教育研究所 代表取締役社長 七田 厚

先日、本を読みましたらショッキングな数字が出ていて驚きました。
「自分は価値ある人間だと思うか?」という質問を日本の高校生にしたところ、「そう思う」と答えたのは「36.1%しかいなかった」という内容でした。
一方、アメリカの高校生で「はい」と答えたのは「89.1%」、中国の高校生は「87.7%」、韓国の高校生は「75.1%」で、日本だけが圧倒的に低かったという結果が出たそうです。
さらに、「自分には価値がない」と答えた日本の高校生は「16.7%」、6人に1人の割合でした。
対してアメリカの高校生は「3.2%」、中国の高校生は「1.8%」、韓国の高校生は「4.3%」でした。どうして日本の若者たちは、このように自己肯定感が低いのでしょうか?
国民性とか習慣とか子育ての仕方とか、いろんな影響があるのだろうと思いますし、「言わなくてもわかる」とか、そんな以心伝心みたいな文化も影響しているのかもしれません。
いずれにしろ、これは大きな社会問題で、国家レベルで考えるべき深い問題だと、私は思っています。

私自身子どもが3人いるのですが、その子育てを通しても自己肯定感については思い当たる節があります。
やはり長男に一番厳し過ぎたかなと思いますし、初めての子育てで「しっかりしつけなきゃ」と肩に余計な力が入り過ぎていた気がします。
ある日、父(七田眞)が書いた本を読んでいたら、「子どもをもっと認めなさい」「もっと褒めなさい」と書かれてあったので、私も子どもを褒めてみました。ただ、自分でも「歯の浮くような褒め方だな」と感じましたし、子どもも「そんなことないよ」って、顔色一つ変えずに応えました。
 「褒め方もまずかったけど、そもそも日常的な接し方がよくないんだな」と思い直し、それからいろんな改善をしていきました。

大事なことは、どんなときに親が怒るのか、あるいは褒めてくれるのかを、子どもがしっかり知っておくようにすることです。それがないと、子どもは親の顔色ばかりを伺って行動するようになってしまいます。
七田家の居間には、父が書いた「四つの言葉」が貼られていました。
「わがまま」「いじわる」「うそ」「はんこう(反抗)」です。これが、うちの両親が子どもを叱る基準でした。
子どもがやっていることが、わがままから出ていたり、誰かへの意地悪だったり、ウソだったり、親への口答えだったり、「その四つに該当するときには叱る」ということなのです。
これは子どもにとって、「これ以外のことでは叱られない」ということですので、非常に大きな行動の指針になりました。
これがあったおかげで、私は幼児期にほとんど叱られることなく過ごしました。特に父には一度も叱られたことがありません。大学時代はいろいろあり、注意されたことはありましたが、子どものときには、この「四つの言葉」のおかげで、「親の顔色を見る」ということをしなくて済みました。

うちの長男は叱られたあと、「お父さん、ちょっと来て」と私を玄関まで引っ張っていきます。そして彼の指さす方向を見ると、家族の靴の向きが全部揃っているんです。
「これはあなたが揃えたの?」と聞くと、「そうだよ」と答えるんです。「それは偉かったね」と、彼はそこで褒められるわけです。叱られた直後に褒められることをすることで、叱られたマイナスと褒められたプラスで気持ちをリセットできたようです。それは彼なりの処世術だったと思います。
もう一つ、似たようなことをやっていました。それは、「叱られた後に幼児用のプリントをやる」ということでした。「お父さん、プリントやったからマル付けして」と持ってくるんです。100点だと花マルをしてあげるので、彼はまたそれで喜んでいました。
結局子どもというのは、「何をしたら褒められるか」「何をしたら叱られるか」ということが分かっていて、できるだけ「褒められたい」と思っているのです。ただ親のほうは、「叱ることがしつけになる」と思って、指導のほうばかりに意識が行くので、そういった部分から変えていく必要があると思います。
できるだけ親は、子どもの自己肯定感を高めていくような言葉をかけていく必要があります。たとえば、ご自身が子どものときのことを思い出し、お父さんにどういう言葉をかけられてうれしかったか、お母さんにどういう言葉をかけられて心が晴れやかになったか、そんなことを思い出していただきたいのです。
その言葉は、たとえご両親が亡くなった後でもずっと残っていると思います。うれしい言葉をたくさん言ってくれた親だったのか、ダメ出しばかりする親だったのか、そのどちらの印象が残っていくかで、その後の人生に与える影響はとても大きいです。

七田家では、「中学を卒業したら親元を離れて寮のある高校に行く」というルールがあります。私も隣の県の高校に進学し、寮生活をしましたので、時にはホームシックになることもありました。そんなときに思い出したのが、「あのとき、お父さんはこんなこと言ってくれたなぁ」とか「お母さんはあのときこう言ってくれたなぁ」という言葉で、それが私の生きる力になりました。
このように、いい言葉を子どもたちの心の中にぜひ残していってあげて欲しいと思います。親が子にしてやれる一番のことは、子どもを勇気付ける言葉、エールを送ることです。
子どもの人生にとって親は「脇役」です。でも、「単なる脇役」ではなく、「とても大切な脇役」です。子どもの夢をしっかりと応援する親であってほしいと思います。
現実の厳しさを教えるという意識もたしかに大切です。でもそれは必要最低限でいいのです。それ以上に、「その夢の実現のためにはどんなことが必要か?」を子どもと一緒に考え、それを最大限サポートすることのほうが大切なのです。
 (東京で開催された七田厚&澤谷鑛コラボ講演会にて/みやざき中央新聞2015年2月16日)

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