お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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05/29
私のかいた小説「でこぼこな道」(7)
                                         杉本帆奈

凜菜:「転校の件、忘れて。予定変更。秋田へは戻らないわ。」
一安心の私。
これから安心して凜菜と学校生活を送れるぞ~!

「ピーンポーンパーンポーン」
「全校生徒・先生方にお伝えします。大至急、体育館に集合してください。転校する人を送る・さようなら会を開きます。くり返します。大至急、体育館に集合してください。さようなら会を開きます。」

さようなら会? どうして? まぁ、いいけど。
あれれ? その前に私の後ろの菜々ちゃんがいないよ?

私:「菜々ちゃん知らない?」
ひとりの生徒:「知らないわ。」

とりあえず、体育館へ向かった。

校長先生:「今から転校してしまう生徒を言います。相沢菜々さん。出てきてください。」

え? どうして? 菜々ちゃんが? うそ。。。そんな。。。

校長先生:「皆さんにひとことを。」

菜々ちゃんは授業中に手を上げるだけで顔が真っ赤になるくらいの恥ずかしがり屋さん。当てられてもいないのに。ひとことなんて言えるわけがない。

菜々ちゃん:「ご、ご、ご、ご、ご、5年生のみなさん。さ、さ、さ、さ、さ、さようなら。特に、い、い、い、い、い、今崎香奈さん。ま、ま、ま、ま、ま、松川凜菜さん。」

校長先生:「ということで、今崎さん、松川さん。舞台に上って。」

私と凜菜は舞台に上った。

校長先生:「ひとことをどうぞ。」
私:「私の親友は、5年生のみなさんです。松川さん、相沢さんだけではなく。相沢さんとは、3歳のときからのお友達ですが、何も変わっておりませんでした。こんな転校話をするなんて、とても悲しいです。」
凜菜:「私は転校者の1人ですが、とても寂しい気持ちになるのを知っています。相沢さんは、とても優しくて、誰とでもお友達になれる人です。私も転校してきたばかりなのに、今崎さんと相沢さんがすぐに話しかけてきてくれたので、ホッとして毎日学校生活を送ることが出来ています。相沢さん、悲しいけれど、さようなら。」
凜菜って語彙力とかまとめ方とか、大人みたいだなぁ。

さようなら会が終わった後、凜菜と菜々ちゃんと私は応接室1を借りて、転校の話をつけた。

凜菜:「答えたくなかったら答えなくていいよ。どうして転校なんてしてしまうの? 本当に答えたくなかったら答えなくていいから。」
菜々ちゃん:「ううん、大丈夫よ。心配してくれてありがとう。だいぶん前の話なんだけどね、靴箱の中に真っ黒の封筒に手紙が入っていたの。今は学校から帰ったら塾通いだから、読む暇なんてなかったの。塾の宿題と学校の宿題に追われていたから。で、最近は塾の先生のお休みの日だから、塾がない日が3週間。その分の宿題とかもなかったわ。だからその黒い手紙の中身を読んだの。中にはこんなことが書いていたわ。

『相沢菜々。勘違いするな。ラブレターなんかじゃないぞ。だって、私は学校一お金持ちの早川美子だもの。というのは嘘で、早川美子のいとこの母。つまり、校長よ。でもね、もう少しで波子小を去るの。と同時にあなたも去るの。あなたのお父さん、最近帰ってこないでしょう。ずーっと。私が仕掛けたのよ。もし、帰りたければ、あなたの娘・相沢菜々を私の転勤先の学校に来させなさいってね。目的は、美子があなたが気に入らないと言っているから。話はこれだけ。では。』

って。」

凜菜:「何それ。その言葉、校長として言える言葉? 恥ずかしくないのかしら?」
私:「本当、それだよね。校長といえないくらいのレベル。でも、菜々ちゃん、従わなくていいのよ。そんなの、無視しとけばいいんだよ。」
菜々ちゃん:「それには続きがあって……私、その返事を返したの。私の人生はあなたが決めるものではありません! って言ってやったのよ。でも、校長がグズグズしていてさぁ。で、結局50万円渡すから!ってお母さんが納得して、私は転校。だから、すべて私が決めたわけではないのよ。」
私:「そんな話、おかしすぎる!!」
菜々ちゃん:「でも、もう決まったこと。私なんかじゃ、何も変える事なんて出来ないわ。」
私:「出来ないって決まったわけじゃないよ!」
菜々ちゃん:「じゃあどうしろって言うのよ! 先生も、お父さんやお母さんも、私のことなんてひとつも考えてくれないんだから! どうせ、私の事なめてるのよ!」

菜々ちゃんは泣き出した。

凜菜:「どうして泣くの? 香奈さんは、菜々さんを救おうとしてくれているのよ? どうしてそうなるの? 私を早川さんから避けれるよう、必死になって守ってくれるんじゃないの? どうして? 何で分からないの?」
菜々ちゃん:「そんなの、私に言わないでよ! 私じゃ、きっと、絶対に、何も出来ないの。それに、転校を発表した上、どんな顔で席に着けって言うの? それに、みんなが味方してくれたとしても、私は凜菜を金早軍から避けさせようとすることなんて、出来ないの!」
凜菜:「じゃあ嘘をついたって言うの?」
菜々ちゃん:「ええ、そうよ。嘘ついたの。いい子ぶってただけ。私なんかいても、なんの役にも立てやしない。そうでしょ、香奈。」
香奈:「そうね。どうせあなたなんか役に立てやしないね。嘘をつくなんて、みそこなっちゃった。」
凜菜:「ちょっと! 香奈さん! 何を言っているの?!」
香奈:「凜菜。菜々ちゃんは、私たちの事が嫌いなんだよ。こっちは好きでも、むこうが私たちを嫌ってるのよ。どうしようもないじゃない。ということで! 私たちと、菜々ちゃんは、友達の大事な大事な縁を切ります! どう? 満足したかしら?」

私はわざとこういう設定にした。

菜々ちゃんは、私たちの元へ戻って来る。そして、自分の手で解決をするはず。
ちょーっとだけ手を加えて、解決する。

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