お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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06/08
才能や個性が開花するプロセス
「以下、野口嘉則氏のメールマガジン(フェイスブック)の記事より、ご本人の了解を得て転載」

僕は、中学生のとき、美術の教科書でピカソの絵を見たときに、
「なんて、わけのわからない絵なんだろう。こんなに自由に無秩序に描いてもいいのなら、僕にだって楽勝で描けそうだ」
と感じ、そんな話題で友人たちと盛り上がりました。

が、後に、ピカソが14歳のときに描いたデッサンを見て、驚きました。
驚異的なまでの写実能力がうかがえる、見事なデッサンだったのです。
自由奔放にして奇想天外なピカソの作品群も、それは圧倒的なまでの基礎能力に裏打ちされたものだったのです。
基礎に習熟した人間だからこそ、真に自由で独創的な絵が描けるわけですね。

スポーツ選手にしてもそうですよね。
たとえば、試合で華やかな打撃をする野球選手も、子どものころから数えきれないほどの素振りを繰り返してきています。
極めてクリエイティブなバッティングをするイチロー選手の場合、小学校3年生以来ずっと、1年のうち360日は、野球の練習をやってきたそうです。
「クリエイティビティ」と「地道な修練」は、セットになっているのですね。

基礎ができているからこそ、創造的な仕事ができるし、基本が身についているからこそ、自由に応用が利くのです。

日本の芸道や武道には、「守・破・離」というものがあります。
まず、師匠に弟子入りし、師匠の教えを忠実に守って、ひらすらそれを繰り返し修練するのが、修行の最初の段階で、これが「守」です。
この段階で、「私には私のやり方がある」と考え、我流に走ってしまうと、十分な基礎能力を身につけることができません。

「守」の段階を徹底してやり抜き、基本の型を完全に体得すると、師匠から免許皆伝をもらって、次のステップに進みます。それが「破」の段階です。
この段階では、今までの教えを基礎としながらも、それをさらに洗練させたり、他流派を研究し、取り入れたりして、自分の個性の発揮の道を模索します。

そして、ついに「離」の段階に至ります。
新機軸を開き、自分の境地を確立する段階です。

この「守・破・離」のプロセスで、最も年月を要するのが「守」の段階です。
この「守」の段階において、基本の型を何年も繰り返し実践して、基礎能力を身につけることが、後に才能や独創性を開花させる土台になるのです。
逆に、この「守」の段階をおろそかにして、早くから我流で独創性ばかりを追及すると、「破」や「離」の境地にたどり着けないわけです。

正直言いますと、僕も若いころは、
「俺は型にハマったりしないぞ。自由に創造性を発揮して、独創的な境地に達するぞ」
という意気込みでやっていたのですが、いつも中途半端なところで行き詰っていました(^^;
そして、あるとき、ようやく、
「真に才能を開花させ、独創的な境地に達した人は、基本の型を繰り返して、基礎力という土台を築いた人だ」
と気づくに至ったのです。

それ以降は、コーチングなどのコミュニケーションのトレーニングや、心理学的なエクササイズなどを、毎日の生活の中で習慣的に繰り返すようになり、その積み重ねが今の僕の仕事の基盤になっています。

ここで、本を一冊紹介します。
『ドラゴン桜』などで知られる漫画家の三田紀房さんの、『個性を捨てろ! 型にはまれ!』という著書です。
この本、タイトルには、「個性を捨てろ」という言葉が入っていますが、実際は、真に個性を発揮するために大切なことを三田さんが語っている本です。
「個性へのとらわれを捨てて、まず、しっかり型にはまること。そうやって基礎を身につける中でこそ、個性が立ち現われてくる」
ということを三田さんは述べています。さらに、次のような言葉が続きます。
「まずは基礎を、つまり他人と同じことをやっていけばいい。本当の個性とは、他人と同じことをやっていく中でこそ、明らかになってくるものなのだ」
「型にはまることによって、『自分の個性が消えてしまう』なんて思っているようでは、話にならない。それで消えてしまうような個性なんて、しょせんその程度のもの。個性と呼べないレベルでしかない」

三田さんも、漫画家として基本の型を徹底的に実践し、その結果として、独創的な漫画を描くようになったのです。

おたがい、基礎づくりのプロセスを楽しみながら積み上げていきたいものですね(^^

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