お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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07/07
モーロクのススメ ~パチンコの仲間~
                                       澤谷 鑛

 佛教大学文学部名誉教授で俳人の坪内稔典さんが、ずっと以前に『産経新聞』の文化欄の「モーロクのススメ」に「パチンコの仲間」と題して書いていました。
 拙著『しあわせな人生を実現させる4つの法則』(インフォトップ出版)の第一章「心の法則 人は心で動く」にパチンコ依存症を題材としているので、坪内さんの記事は、気になりました。
 こんなことが書かれています。

 司馬遼太郎の「坂の上の雲」がNHKのテレビドラマになり、3年にわたって放映されますが、このドラマの影響で正岡子規について講演や講座をよく頼まれるそうです。
 子規は、秋山兄弟とともに「坂の上の雲」の主人公ですが、坪内さんが子規に出会ったのは二十代の終わり頃で、神戸の三宮で高校の教員をしていたときのことだそうです。
 坪内さんは、教員をしていたが、自分がほんとうは何をしたいのかわからなかった、と言います。現在と比べると時間がいっぱいあったから、友人とよくパチンコに行ったそうです。
 パチンコ玉を弾き、パチンコに我を忘れながら、ときどき「いかに生きるか」を考えたそうです。もっとも答えは見つからず、そのかわりパチンコの腕はかなりあがったと書いています。
 ある日、パチンコに快勝していい気分で帰途についたが、ある古書店の前で子規全集が目に飛び込んできたと言います。二十二冊の全集を坪内さんは、衝動買いしました。その日のパチンコで得たお金で買えました。何冊かが水に濡れてぶよぶよに膨れていたため、かなり安かったと言います。友だちに手伝って貰って持ち帰りました。
 その全集が坪内さんの人生を変えました。
 読み始めると夢中になり、同人誌に子規論を連載し、数年後には、それが本になりました。子規を中心とした文学の研究という人生が始まりました。
 というわけで、パチンコが機縁で子規に出会ったから、五十歳近くまで、子規に関わる仕事をするときはまずパチンコに行ったと言います。
 そのパチンコ、坪内さんはしばらく止めていたのですが、先日、久しぶりに行ったそうです。ハチンコはすぐに負けたそうですが、初心はすぐに甦り、子規にかかわる仕事がとても順調に運んだと言います。そして、坪内さんにとって、子規はいわばパチンコの仲間なのだ、と言うのです。

「モーロクのススメ」というタイトルだけに、ユーモアやパラドックスが効いています。と同時に、パチンコに依存しているようにみえる姿は、心のデトックスであり、本来のやりたいものがみえてこない苛立ちなどのスッキリしない曇った感覚を解消するためのものなのです。
 心はココロコロコロと変わるからココロという説もありますが、そのココロをスッキリさせるのが心のデトックスであり、何故心がスキッリとするのかというと、本人がスキッリとしたすばらしい感覚を識(し)っており、それがしあわせな感じである、と知っているからです。
 そのような規準は、ココロコロコロと変わる心がもっているわけではありません。
 人生を歩む上で確かに心は重要な役割を果たします。心で認めれば認めたとおりに現実に現れるのが法則だからです。しかし、心は主体的な道具なのです。肉体が客体的な道具なのに対してです。主体的にしろ客体的にしろ、それを道具として使う本体は、何でありどこにいるのか? それが私たちの存在というものなのです。

 坪内さんがパチンコに我を忘れたのは、単なる心の所作、といっても自覚された顕在意識だけでなく、自覚されないといっても無意識ではない潜在意識の所作も考えなくてはならなのですが、ときどき「いかに生きるか」を考えていたのは、スッキリしたすばらしい感覚を識っている存在からの心を通した所作なのです。

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