お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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07/02
ほう、そうか?
                                   諏訪千春

今日は、前回紹介した白隠禅師について、私が感動したお話を、自分自身の為に、記しておこうと思います。

「ほう、そうか?」

日本のある町に白隠という禅の老師が住んでいた。彼は人々の尊敬を集めており、大勢の人が彼の教えを聞きに集まってきていた。
あるとき、寺の隣の十代の娘が妊娠した。怒り狂った両親に、子どもの父親は誰だと問い詰められた娘は、とうとう白隠禅師だと答えた。 両親は激怒して白隠のもとに怒鳴り込み、
「娘は白状したぞ、お前が父親だそうだな」、となじった。
白隠は、「ほう、そうか?」と答えただけだった。

噂は町中どころか近隣の地域にまで広がった。
禅師の評判は地に落ちた。だが禅師は意に介さなかった。
誰も説法を聞きに来なくなった。だが禅師は落ち着き払っていた。

赤ん坊が生まれると、娘の両親は禅師のもとへ連れてきた。
「お前が父親なんだから、お前が面倒を見るがいい」
禅師は赤ん坊を慈しみ、世話をした。

一年経ち、慙愧に耐えられなくなった娘が両親に、実は赤ん坊の父親は近所で働く若者だと白状した。両親はあわてて白隠禅師のもとへ駆けつけ、申し訳なかったと詫びた。
「ほんとうにすまないことをしました。赤ん坊を引き取らせてもらいます。娘が、父親はあなたではないと白状しましたんで」
「ほう、そうか?」
禅師はそう言って、赤ん坊を返した。

禅師は偽りにも真実にも、悪い知らせにも良い知らせにも、「ほう、そうか?」とまったく同じ対応をした。彼は、良くても悪くてもいまという瞬間の形をそのまま認めて、人間ドラマには加わらなかった。彼にとってはあるがままのこの瞬間だけがある。
起こる出来事を個人的なものとして捉えない。彼は誰の被害者でもない。
彼はいまこの瞬間に起こっている出来事と完璧に一体化し、それゆえに起こった出来事は彼に何の力も振るうことができない。起こった出来事に抵抗しようとするから、その出来事に翻弄されるし、幸福か不幸かをよそから決められることになる。

赤ん坊は慈しまれ、世話をされた。
抵抗しないという力のおかげで、悪い出来事が良い結果になった。
つねにいまという瞬間に求められたことをする禅師は、時が来たら赤ん坊を手放したのだ。

                   エックハルト・トール 『ニュー・アース』より

・・・
私自身について。
思っていた以上に、こころが痛んでいたようです。
この一ヶ月、いろいろと前向きな捉え方を試みたりもしたけれど、
なにかまだ無理をしてしまっているようで、
ふとしたきっかけで、その痛みが強く、蘇る。

ヒナン、ハイセキ、ムシ、ソガイ、コドク・・・

ネガティブな感情に押しつぶされそうになって、身体中が痛み、泣きはじめる。

「どうしたら傷つかずに、人の間で生きられるのだろう」

  起こる出来事に、抵抗しない、
  起こる出来事を、個人的なものとして捉えない、

そのしなやかさと平安を、私もきっと今、ものにしよう。

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