お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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09/08
向上一路
                                   澤谷 鑛

 ずっと以前のことですが、夕食後、お茶を飲みながらTVを見ていると今は芸能界を退いた島田紳助さんが出ていて、若い女性が夢だったミュージシャンを諦めるか、やりつづけるか、迷っているという悩みに対して、

「諦めた方がいい。自信がないから、悩むねん。自信がないのは、自分に才能がないと思っている証拠。だから、才能がある人は諦めようなんて考えない。あと、芸能界に必要なのは努力ではない。だって、みんな努力してるから。芸能界に必要なのは、才能や。だから自信がない人は辞めた方がいい。俺は相談に対して慰めない。慰めは痛み止めであって、治療薬ではないから。だから、ハッキリ言うことにしている」

 というようなことを言っていました。
 大変に真剣に話す紳助さんの言葉には、画面の中で頷く人たちがたくさんあり、説得力がありました。みんな芸能界の人たちなのですが。

 プロと呼ばれる人に必要なのは、才能なのでしょうか。確かに、努力はみんなしているのですね。
「自信とは自分を信じる」と書きますが、才能があるなしは、自分を信じるかどうかにある、と紳助さんは言います。ということは、才能って自分を信じることなのでしょうか。確かに信じられるならば諦めないですからね。思ったら思ったとおりに現れるという心の法則どおりです。

 自分のやってることを、とことん信じてやれる人が才能を発揮する、ということになりますね。ということは、才能は元々ある、なければどんなに信じても現れませんからね。

 以前、七田 厚 先生(しちだ・教育研究所代表取締役)とセミナーをコラボで開催しました。「志を持つ夢そだて~人間の持つ可能性と志を持つすばらしさ~」を語ることがテーマでした。

 子どもはみんな天才であり、すべての子どもに秘められた素晴らしい才能を引き出す教育……。そのためには、子どもたちの心を育みひとりひとりの能力を最大限に引き出すということです。これは、子どもだけでなく、大人にも言えることでしょう。
 心を育み、才能を引き出すのは、認めて、ほめて、愛して育てる、と言います。
 天才とは、無限の可能性がいっぱい詰まったのが人間であり、宝箱のようなもので、蓋を開ければ宝が詰まっている。それが人間の存在なのでしょう。

 ここまでくると、いわゆる心理学の心の法則などを飛び越えて、人間の存在そのものと向き合うことになります。それも、道元禅師の「仏向上(ぶっこうじょう)」のように、完全なものが完全なままに拡大・向上を遂げるという、その完全なものにもとらわれないというものです。
 向上一路という言葉がありますが、向上事でも向上人でもなく、
「向上一路は千聖(千人の聖者)も伝えず」
「たとい賢聖(けんじょう)なりとも、向上一路は賢聖の境界にあらず」
 とあるように、言葉では伝えることが出来ず、それは仏を超えた境界で、何ものにもとらわれない自由自在の境界です。

 どうも、思考の世界から思惟(しゆい)の世界への移行が必要のようです。とは言え、思考の世界を否定するものではありません。
 脳科学的には、思考の世界は、左脳の働きであり、理解と言語を中心につかさどる意識的な論理性や分析性の脳ですね。
 思惟の世界は、右脳の働きであり、直観的でイメージで記憶や豊かな創造性を発揮する脳の働きです。

 向上一路とは、仏の境地になっても、仏にとらわれず、さらに仏を見つめて進んでいく境地をいいますが、完成されたものが、完成されたものにとらわれず、さらに完成を見つめて進んでいく、ということなのでしょう。
 もしかしたら島田紳助さんは、そのような道元の『正法眼蔵』の「仏向上事の巻」に出てくる「向上一路」のようなことを言ったのでしょうか?

澤谷 鑛 のカウンセリングは、コチラ…
澤谷 鑛 のセミナー/講演会情報は、コチラ…
コメント

純粋な世界
時々読ませていただく日記から感じるんですが、澤谷先生はカウンセラの先生方の中でもちょっと違ういいますか、純粋なオーラがありますなぁ。。
なんか透明な世界いいますか、お書きにならはります言葉に引き込まれるようです。。

わたしはいつも職場で、お年寄りのお世話してるんですが、もう認知症のだいぶ進んでしもたお爺さんがいてます。
だいぶボケてしまってるのに、でも「僕は頑張るんや」が口癖でして。。
とくに男の方は、歳とらはって認知にまでなっても向上意欲、強いのかなぁ思います。

女って守る本能つよくて、純粋に向上する気持ちが欠けやすいかなって自分で思うんです。
こういう純粋な世界を、わたしも大切に出来たらな思います。。
京のみゆき [URL] 2015/09/08(火) 23:21 [編集]

京のみゆきさん。

時々お読みいただいているのですね。嬉しく思います。
ちょっと違う、ということもみつけていただいて、嬉しく思います。自分では自分のことは、よくわかりませんからね。わかっていても、思い込みだったりします。だから、このようなご意見は、みずからをおのずからに変えていくように思います。

お年寄りのお世話がお仕事なのですね。何かまた是非教えて下さい。高齢化社会ですからね。
澤谷 鑛 [URL] 2015/09/10(木) 08:21 [編集]

お返事ありがとうございます。あの匿名書いたのわたしなんですけど、あの子は、おそらくああいう病気なんや思います。

わたしらの施設の利用者さんはお年寄りの方やけど、認知症の人もおれば、あの子みたいな普通と違う人も居てます。
けど一人の職員がいくら頑張ってもどうにもならんし、施設職員が阿吽の呼吸で協力しあって支えてこそ、そういう利用者さんも何とかなってます。

そういう人らお世話するのは、普通ではないのよくよく胆に命じてかからんと、この仕事は勤まりません。
センセも人相手のお仕事やから同じやないですかね。向上一路いわはる先生ですから、他のセンセとは違う思います。
差し出がましく言うて、すみません。
京のみゆき [URL] 2015/09/10(木) 08:50 [編集]

あの「匿名」というのは、桜 美穂さんの「新たな命の息吹き」にコメントを書かれた「匿名希望」さんですか?
「普通ではない」というのは、この人の正常があるのにそうではない、という意味でしょうか? それとも、正常な人に比べて普通でない、ということでしょうか?
大きく意味が違ってきます。
それにしても、大変なお仕事をされているのですね。
澤谷 鑛 [URL] 2015/09/10(木) 17:32 [編集]

センセ。あんな、、センセに似た人がおるんよ。
あ、ぼく忘れてしもたぁ、、言うて認知でないのに認知のふりするお爺さん(笑)面白いねんな(笑)

それから清水寺の近くにある禅のお寺の住職はん。なんかセンセと似てますわ~。

また気が向いたら来ます。ほんならごめんやす。。
京のみゆき [URL] 2015/09/10(木) 18:06 [編集]

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