お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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09/15
シンクロニシティの伝説(前編)
                                 澤谷 鑛

 ずっと前の話です。散歩をしていると自転車に乗った近所のおばさんが、
「ラジオ、聞きましたよ。澤谷さん」
 と声をかけられました。
一瞬、誰だろう? と、どぎまぎしました。が、思い出しました。ボランティアスタッフとの打ち合わせで行った居酒屋風の「でんでん」という天板焼のお店の奥さんでした。

 ある会社の経理部長をやっている学生時代からの友人から電話がかかってきました。
「相変わらず早口で、歯切れの良さと饒舌は健在だね」
 と笑いました。
「初めて聞いた時は、感じなかったのだが、録音してあるので何回か聞いているうちに、間違いに気づいたよ」
「間違い?」
「ああ、高崎山の猿の話だけど……」
「塩水とサツマイモの話ね。ライアル・ワトソンという学者が発表した話なのだけど、ずっと以前にNHKのTVでも取りあげたことがあったよ」
「そう。高崎山は、群馬県ではなくて大分県だよ。家内は出身地だから、録音する段階で気づいたそうだけど……」
「ええっ! 何を勘違いしたのかな? 事実誤認だね」
 とは、電話で言ったが、おそらく私の心の奥底(潜在意識)に何かがあったのでしょう。その何かとは何か???

 大阪に住むヤマト タケ司さんからメールをいただいた。
『……澤谷先生のお話を聞かせて頂きました。どのように話されるのか、凄く聞きたかったのです。ありがとうございます。
その中で1点、疑問があります。高崎山のサルの話です。101匹目の猿の話ではないでしょうか? もしそうであるのなら、確認したくてできていないことがあるのです。
WEBサイトで101匹目の猿で検索をかけたところ、あの話は、外人の研究者のでっちあげであったとの記事があったのです。事実関係を確かめたいと思っていたのですが、詳細に書く時間がありません。後はあらためて……』

「101匹目の猿」ではなく「100匹目の猿」が正しいタイトルです。
宮崎県の幸島に棲息する猿を研究する学者がおり、その猿の一頭が塩水で洗って芋を食べるのを見ていた他の猿が、二匹、三匹……十匹とどんどん増えていき、100匹を超えると大分県の高崎山の猿や隣の島で猿がおなじことをする、というものです。
 これは、数学上の量子力学の考えや脳科学上のカオス理論をはじめ、哺乳類の生物学上の共鳴理論からいっても裏づけがある、といわれるものです。あくまでも考えや理論にです。
 しかし、ライアル・ワトソン博士が『生命の潮流』に1979年に書いたこの猿の話は、事実ではなく間違った逸話としてシンクロニシティの代表的な伝説となっています。
 もともと京都大学の河合雅雄博士が研究していたもので、1965年に書かれた河合博士の論文をもとに、ライアル・ワトソン博士が書いたものです。ライアル・ワトソン博士自身が、このことは事実ではなく、まったくの創作であることを認めています。河合雅雄博士自身もoe ライアル・ワトソン博士の書いた事実はない、と断言しています。
 また、『生命の潮流』には、グリセリンの結晶化に纏わる話も出ており、これも間違った逸話としてシンクロニシティの代表的な伝説になっています。

 シンクロニシティは、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユング(1875年~1961年)が提唱したドイツ語の英訳ですが、日本語訳では共時性といわれ、“意味のある偶然の一致”のことです。
 ユングは、全てではないにせよ、いくつかの偶然の一致は単なる偶然ではなく、文字通りの「同時発生」か、あるいは普遍的な事象を作り出す力の連続性によるものであると信じました。これらの力により、直観的な意識と行動が調和する過程を、ユングは「個体化」と名付けました。集合的無意識による、個体化された人間の意識のコミュニケーションを通じて、現実の出来事が形成されるというのが、ユングの主張です。

「非因果的関連の原理」と呼ばれ、因果関係の外部、或いは、因果関係に付随して働く連絡の形式といわれるものです。この理論は、科学的方法による検証が不可能であるといわれ、科学よりも疑似科学として扱われています。
 しかし、良く考えてみて下さい。「この理論」ということは、「理論」はあるのです。「理論」はあるのですが、科学的方法による検証が不可能であるのです。だから、シンクロニシティは科学的には“ただの偶然”であるわけです。では“意味のある偶然の一致”は、科学的ではない何の「理論」が働いているのでしょうか。科学的な検証が不可能なだけなのです。理由は一時、流行になった「波動」によるものだとか、様々な説が唱えられていますが、明確な答えは見つからず、現代でも研究が進んでいるのだそうです。科学的には原因不明・謎とされています。科学的に証明できないから「ない」のではなく、確かに「ある」のですが科学的に証明できないだけなのです。だだそれだけにまやかしも蔓延しやすいのでしょう。(つづく)

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コメント

とても興味深いお話し、ありがとうございます。
科学的検証って何なんでしょうね(*^O^*)
見えない世界に科学的根拠も、科学的検証も、
必要ないですね。検証に普遍性を求めても仕方ないですね。
後編を期待してます。
西元 満晴 [URL] 2015/09/15(火) 06:50 [編集]

西元 満晴さん。

とても興味がお有なのですね。

シンクロニシティに、それとも科学的根拠に、はたまた科学的検証に。

明日の後編をお待ち下さい。

それにしても、うれしい反応です。感謝します。
澤谷 鑛 [URL] 2015/09/15(火) 06:52 [編集]

アイル・ワトソンではなく、ライアル・ワトソンですね。
ファンでした。
大道寺 玲子 [URL] 2015/09/15(火) 17:22 [編集]

大道寺 玲子さん。

調べなおしました。あなたのいわれるとおりです。私の思い込みでした。すぐに直します。

ご指摘いただき、感謝いたします。ありがとうございます。
澤谷 鑛 [URL] 2015/09/15(火) 17:24 [編集]

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