お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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10/09
残りの命の使い方(後編)
                     相川 慎吾

季節は夏から秋に移り変わっていった。
復帰当初は半日勤務であったが、9月末にはフルタイムで働けるほどに回復していた。

木の葉が色づいた頃のある日、妻から一冊の本を手渡された。
なんでも現在は侍ジャパンの監督を務める小久保さんが、大けがで苦しんでいた時に繰り返し読んだ本だという。
病気をするまでの僕が読むのはビジネス書ばかり。たまに他のジャンルを読むといっても人気小説の類だけだった。しかし、師と出会ってから読んだことのない種類の本を読みはじめ、その頃には様々なジャンルの本を読むようになっていたので抵抗はなかった。
その本によれば、
「人は何度も生まれ変わる。そして、生まれる前に今回の人生の計画をすべて立て、その記憶を無くして生まれてくる。だから、人生において起こる様々な苦難はすべて自分が生まれてくる前に計画したことであるので、必ず乗り越えられる。」
という内容だった。
しかも、スピリチュアルといっても書いたのは福島大学の経営学の助教授(当時)だというから余計に信憑性があった。
今では書店でも「スピリチュアル」というジャンルのコーナーがあるくらいだから、この考え方をご存知の方は多いと思うが、当時の僕は衝撃を受けた。そして思った。
「そうか、この難病を患ったのは自分が決めてきたんだ。だから、必ず乗り越えられる。ならば、道は拓ける!」
この日からまた僕の中で何かが大きく変わった。

気が付けば、病院の検査での数値のほとんどが正常値になっていた。
もっとも、それでも完治とは言えないのが現代の医学なのだが(苦笑)。

体調が回復するにつれ自らに問いかけてきたことがあった。それは
「元気になったら、何をしたいのか?」
そして
「師にどう恩返しをするのか?」

僕は現在まで大手旅行会社に勤務をし、入院するまではずっと営業職に従じていた。
しかし、当然のことながら、入院を機に医師からは「もう営業ができる身体ではないので、内勤の職務に変えてもらってください。」と言われたのだった。
僕の中では「営業が出来ないのなら、この志事(僕は仕事をこう書きます)での“やりがい”がない。」と思っていたので、転職も考えていた。
単純な僕は「じゃあ、鍼灸師の資格をとって師に弟子入りしようか!?」と考えたが、調べるとそう簡単ではなかった。専門学校に三年間通い、国家試験に合格してはじめて鍼灸師の資格を取得できる。夜学の学校もあるが、会社の勤務を終えてからでは間に合わず、だからといって会社を辞めたらその間、家族を養うことは出来なくなるのだ。そう少し冷静に考えているうちに気が付いた。
「自分は師の弟子になって鍼灸師になりたいのではなく、師のような生き方をしたいのだ。」
と。

文字通り、全身全霊の覚悟をもって世のため、人のために生きる師。
僕を紹介して下さったお客様の奥様をはじめ、大きな病院から「もう手を尽くしました。」と見放された多くの患者さんが救われてきた。もちろん、僕もその一人。

「世界中の人たちを旅という非日常の世界を通じて幸せにしたい」という志をもって入社しながらも、いつの間にか「どれだけの契約をとってこられるか?」「いくら稼いだか?」更には「自分が評価されたい」などという私欲ばかりを抱いて仕事をしてきた。
だからこそ、師のように生きる方が眩しく見えたのかも知れない。
そして、自分の内側の奥底から「こんな生き方をしたい」と感じるようになったのだった。
「では、何をしようか?」そう考えていた冬のある日、支店長から呼ばれ、内命を受けた。
それは営業職復帰、しかも課の責任者というまさかまさかの「昇進」の辞令だった。

身体のことを考えるとまだ自信は全くなかったので、
「会社の内命は断っても良いのだろうか?」
と先ずは考えていた。
しかし、当時の支店長は、休職中でまだ目途が立たない僕に来てほしいと拾ってくださった会社の中では恩人の一人。
考えた末、支店長に少しでもその恩を返すため、また昔お世話になったお客様にも恩を返すため、やれるだけやってみようと覚悟を決めた。身体がもたなかったら、その時は潔くおりればいいと。

僕が「課長」を務めたのは自分が入社して最初に配属された課だった。
だから、お客様も仕事の内容もよく分かっていた。
5年ぶりの復帰となった課のメンバーは半分以上が入れ替わっており、「日本一」を自負して輝いていたチームの面影はなく、皆なんだか辛そうに仕事をしていた。

先ずは皆に自信を取り戻してもらいたい! と自分が育ったやり方で課を牽引した。
上期(4~9月)は絶好調。しかし、夏頃から急速に失速し始めた。
自分が育ってきたようなイケイケのペースに皆、息は絶え絶え。翌年には期待していた2年目の女性社員が急に会社に来なくなってしまった。
「こんなはずでは……。」
丁度そのタイミングでメルマガをみて何気なく申し込んだ社外のマネジメントに関する自己啓発セミナーに参加した。その講師の話は「衝撃」を超えていた。

「上司の仕事は管理ではありません。“やらせる”と考えるのは最低の上司です。部下を“やる気”にさせることです。先ずは、あなたが“あの人のようになりたい!”と部下が思うようなメンターになるのです。」
「人を育てることはできません。過去と他人は変えられないのです。変えられるのは自分と未来です。部下の人たちはあなたが本気で仕事をする姿をみて“本気のやる気”を感じ、成長していくのです。だから、あなたが変わればいいのです。」

自分がいままで信じていたことは何だったのか!? と自分を否定したくなるほどの内容ながら、何故かその考え方を受け入れていた。(洗脳されたのかも!?(笑))
「自分がどう考えるが大切なんだ。あれ? どこかで……。」
そして、思いだした。
「あなたが治したいと思うなら、必ず治る。」
そして、気付いた。
「そうだ! 先ず心だ! 自分がどう考えるかですべては変わるのだ! すべては自分次第なのだ! その時は悪いことのように見えても、最後は必ず一番いいようになる!」
さらには、
「このことを多くの人に伝えたい! 師はじめ多くの方に支えていただいたように、今度は暗闇にいる誰かが笑顔を取り戻すように、自分がお役にたてばいい! 師に恩を返すのではなく、そうやって他の誰かに恩を送ればいいのだ! ギブ&テイクではなく、ギブ&ギブ。ただ、与えることを楽しもう! 他人の幸せを自分の幸せとして生きよう!」

そういう生き方をすると決意をしたら、同じような志の方とご縁をいただくようになった。

神様はこのことを僕に気が付かせるために、難病というGIFTを与えて下さったのだ!
すべてに感謝します。

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コメント

気付きは、ターニングポイントの大きなカギ
「人は何度も生まれ変わる。そして、生まれる前に今回の人生の計画をすべて立て、その記憶を無くして生まれてくる。だから、人生において起こる様々な苦難はすべて自分が生まれてくる前に計画したことであるので、必ず乗り越えられる。」

同じ内容を何度も聞きましたが、最初は理解できませんでした。でも、今は本当にそうだと思う。

すべて自分が体験したくて設定したこと。双六だって簡単に上がってしまったら面白くないから、「この目が出たら3つ戻る」とか、「この目が出たら歌を歌って10コマ進む」とか、全部自分で決めて来た。そして、ゲームというのは、何があっても大丈夫で安全だからそうやって楽しめるのであって、だからこの人生も本当に悪いことなど起きないのだから、100%安心して人生を楽しんだらいいんだ。と、本気で安心してしまってからまだ1年経っていません。

それ以来、波の上下はあっても、根本のところで安心感があるので、そこに戻ってこられるようになりました。こうなるまでには5年も6年もかかりました。どうしてそう思えるようになったのかは、今でもうまく説明できません。

しかし、相川さんは出会われたとたんに衝撃を受けられて、そして悟られたのですね。前編で書かれていたご体験からこの衝撃まで、途切れることのない一連のドラマのようです。このお気づきに至られるために今までのすべてがあったように読めます。そしてこの気付きを大きなきっかけとして、次の展開に入って行かれるのですね。

そして、その展開を開いた鍵が、「「自分は師の弟子になって鍼灸師になりたいのではなく、師のような生き方をしたいのだ。」というお気づきであるように感じました。

依存心や勘違いから、自分の道だと信じて他人の山を登ってしまうことはよくあることだと思います。相川さんがここですっきりと鮮やかに自身の本当の願いに立たれたことに、どきりとまたまた心がふるえました。この一文を拝見しただけで、その後のご活躍、邁進されるご様子がわかるようにすら感じる、とても素敵なお言葉だと感じました。


私も、相川さんとご縁を頂ける一人になれたことを嬉しく思います。

一度、ゆっくりお話ししてみたくなりました。
これもまた、叶うと設定することで必ず叶うのでしょう。
仰る通り、すべてが自分次第なのですから。

ワクワクします。^^

ありがとうございました。
桜 美穂 [URL] 2015/10/09(金) 11:22 [編集]

まず自分が変わる
まず自分が変わる。私も今、このターニングポイントにいます。というより。やっと峠を超えた感じ。

とっても嬉しい!! 楽しい!! 幸せ!!

です(^-^)

就職したての頃、仕事が遅くて要領が悪くて。
夢を持ち理想を描いて就いた仕事だったのに。

日々、仕事をこなすことに追われ。
疲れはて。鬱病になって退職しました。

結婚して出産して。パートで同じ仕事してますが。
正規雇用と違って。仕事量も責任も半分以下になり。ただただ。日々、仕事が楽しいと思います。

私も管理する教育を受け。それに影響され。
それが正しいと思って生きてきました。

そうではなく。

待つ。信頼する。笑顔でいる。
優しくまあるくそこにいる。

そんなことが大事だなと思うようになりました。

時代がどんどん変わってきてると思います。
これまでのものをかなぐり捨て。
新しい人生を生きていきたいものです。

ありがとうございます。




[URL] 2015/10/09(金) 19:32 [編集]

残りの命の使い方
残りの命の使い方ですか。
私は。どうしてあんな思いを経験しないといけなかったんだろうということがありました。

凍りついた娘の心。
すれ違い取り戻せない娘の心。

昔は。

あんなに素直だったのに。
どうして変わってしまったの?

ただ。親の愛を信じなさい。
ただ。親に感謝しなさい。

母にさせた思いが。
骨身に沁みるまで返ってきた。

有り難いことでした。

人を変えるのではなく。
自分が理想を生きることですね。

病気もトラブルも乗り越えるために設定してくるんですね。

ありがとうございます。
本当にちょっとした勇気ひとつですね。

連投すみません。
厘(あきこ) [URL] 2015/10/09(金) 23:44 [編集]

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