お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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11/07
倒れるまで頑張り過ぎてしまう人へ
                  のぶさわ正明

「誰にも甘えずに休日返上で仕事をやり続けて、うつになって動けなくなりました……」
「家事と育児を完璧にやろうとして、イライラが溜まって夫に当たったり、過食や買い物依存に襲われています……」

周囲の人から「もっと人に頼ったらいいのに……」とか、「頑張り過ぎだよ。もっと気楽に生きなよ」等と言われても、中々それを止める事ができない……。
そんな方も沢山お見えになります。

では、何故それをやめられないのか?
それは大抵の場合、その人が持ってる「間違った思い込み」から始まる悪循環が出来上がってしまっているからだ、と感じられます。

では、それを少し詳しく解説してみたいと思います。
まず、「自分はダメだ」とか「自分はきっと嫌われる」等の間違った思い込みが刷り込まれます。(主に家庭環境等によって)
→それが「劣等感(劣等コンプレックス)」を形成します。
→そのままでは辛いので、その反動(形成)で「自分は優れていなきゃいけない」とか「他人に嫌われてはいけない」等といった「優越コンプレックス」が作られます。
→この「優越コンプレックス」は、言わば一切の妥協も失敗も許さない絶対的な鬼コーチみたいなものです。
→そして、その鬼コーチ(優越コンプレックス)の指示に従って(嫌われない為に)他人を優先したり、我慢し続けたり、(優れた存在になる為に)頑張り続けたり、完璧を求め続けたりします。
→でも、いくら頑張り続けても「まだダメだ!」「○○ができてない!」「もっとやれ!」と鬼コーチは決して“ゴール”を用意してくれません。(流石鬼コーチです(笑))
→もしそこで「もういい加減こんな練習には耐えられません」等と弱音を吐いたとしても「ふ~ん……じゃあ、お前はダメ人間のままでいいんだな?! そのままのお前じゃ誰からも愛されないぞ! それでもいいのか?」と鬼コーチに言われると、(それだけは避けたいので)また自分に鞭を打って頑張り続けます。
→そうして、譬えて言うと「ゴールの無いマラソン」を走り続ける事になります。
→「ゴールの無いマラソン」……そりゃ辛いですよね。でも、鬼コーチの言う通り元のダメな自分、愛してもらえない自分には怖くて後戻りできませんので、心身がボロボロになっても進むしかありません。
→そして、もうこうなったら自分で止める事ができないので、最終的には無意識が「自動ブレーキ」を作動させて強制終了させます。
→つまり、「うつ」や様々な症状を使ってでも止める訳です。
→所が、「うつ」や「イライラ」や「依存」に襲われた自分を「やっぱり私はダメだ……」と責めてしまい、
 増々①劣等感を強め
   →②増々優越コンプレックスを強化し、
→③鬼コーチの“ハードル”が増々上がる
   →だから増々ゴールが遠のき
→④クリアできない自分を増々責めてしまい
→①増々劣等感が強まる……
といった悪循環が形成されてゆきます。

では、その「ゴールの無い悪循環」から抜け出すには、どうすれば良いのでしょうか?
そのヒントとしては、
①の劣等感にアプローチする
②の優越コンプレックスにアプローチする
③のハードルを上げる事を止めて強制終了する前に、自分でストップできる「OFF」スイッチを作る
④の自責にアプローチする
の4つの介入ポイントが考えられます。
以下にそれらを書いてみたいと思います。

<悪循環を断ち切るヒント>
①劣等感にアプローチする
→「自分はダメ人間だ」とか「きっと私は嫌われる」を突き崩す為に、「そうじゃないかも?」の“証拠”を できる限り箇条書きにしていったり、 他人からの証言も集める(認知行動療法的です)
②優越コンプレックスにアプローチする
→「優れていなきゃ」とか「誰からも好かれなきゃ」を突き崩す為に、「ダメな自分を受け入れる=一旦認める」(心屋仁乃助さんや「ありのまま」のスピ系ですね)や「嫌われる勇気」を持つ(アドラーですね)
③強制終了を阻止する
→「(もう充分頑張ったから、それ以上)頑張らなくてもいい」等といった、自分への許可を出す事(矢野惣一先生ですね)
④自責にアプローチする
→これも①の「ダメな自分」、
②の「優れていなきゃいけない自分」
③の「頑張り続けなきゃいけない自分」
を受け容れる許可を与える事で、“結果として”「それができない自分」も受け容れる事 ができるようになると思います。

もしこれ以上のヒントを望まれる場合は、カウンセリングを受けられる事もご検討なさってみませんか?

それでは今日も良い変化を!

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