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お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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01/15
自分の悪い面ばかり見て来た人へ~自分アルバムを作る
                     のぶさわ正明

「私は自分の悪い面ばかりに目が行ってしまいます。そして、いくら他人から肯定されても素直に受け入れる事ができません」
「私は親から愛された記憶が殆どありません……否定ばかりしてきた親が今でも許せないです」
そんな悩みを抱えた方もいらっしゃると思います。

先日、うちで3回カウンセリングを受けられたAさんという20代の女性からメールを頂きました。
そしてそのメールには、他の方の参考になるであろう素敵な内容が書かれていましたので、Aさんの承諾を得た上で、記事にさせて頂きました。

(Aさんからのメール=原文のママ)

【さきほど昼寝をしていて見た夢で、とても不思議な体験をしました。
その夢の内容を書かせてください。

自宅に真っ白な1冊の本が送られてきました。
そのうちの20ページほどに渡り、赤ちゃんの頃から高校生くらいの頃までの私の写真(カメラ目線ではなく第三者が知らない間に撮ったと思われるもの)と、昔大切にしてた物などの懐かしい写真がたくさん乗せられていて、それぞれ写真の横に短いエッセイ風の文が書かれたものです。
その文は、
『このときこんな思いで、こんなことを頑張ったね』
『あなたはこんなに素敵なんだから、いいじゃないか』など、
忘れていた思い出と、第三者の目線から私を肯定する内容のものばかりでした。
私はその本を母と父に見せながら、思い出をたくさん語りました。

夢の中で両親と本を読んでる途中に涙がたくさん出てきて目が覚め、夢だと気づきました。

写真やエッセイの詳しい内容は忘れてしまいましたが、両親に愛されて育ってきたことや、
子供の頃の自分の好きなことや性格の良い面、夢などをたくさん思い出し、とても感慨深いです。

私は自分の悪い面ばかり見る癖があり自信が持てず、過去も悪いことばかり記憶していたように思います。
なので、人からこんなに自分を肯定されても、素直に受け入れられませんでした。
けど今回はすごく腑に落ち、自分をもっと愛したい気持ちでいっぱいになりました。

夢の中の本が自分の中の意識がつくりあげたものだとしても、以前あんなに自信のなかった私では有り得ないことだと思います。
先生に辛い気持ちを聞いていただき、それらを消すお手伝いをしてくださったおかげだと、心から感謝しています。

これからも良いように変わっていけるよう、先生からのアドバイスを毎日実践していきたいです。】

Aさん、有難うございました。
このメールを参考に、「自分アルバム」を作ってみるのも役に立つのでは? と思い至りました。

<自分アルバムを作る>
①生まれてから今までの自分が写っているアルバムを用意する。
※万一アルバムが残っていない場合は、新しいノートを用意しましょう。
②付箋を2種類(親用と今の自分用)用意します。
そしてあなたが写っている写真毎に、
(1)それを撮った親がどんな思いでいたか? を想像して肯定的な文を付箋に書きこんでみませんか?
→例えば
「満1歳の誕生日。私に似て笑顔が可愛い。このまますくすくと育って欲しい」等
また例えば
「保育園時代。よく熱を出す子でいつも心配だった」
(2)次に今のあなたが子供時代のあなたの親であったなら? と想像して、同様に肯定的な文とどんな思いであったか? を付箋に書き込んでゆきましょう。
→例えば
「幼稚園時代の学芸会。緊張したけど、一生懸命やったよね! とても頑張り屋さんだったね。そしてお母さんが観に来てくれて嬉しかったよね」
また例えば
「小学校の1~2年の時に描いた絵……絵を描くのが好きだったね! 将来は漫画家になりたいと思ってたよね」
或いは
「6年生の修学旅行。嫌な事もあったけど、よく頑張って学校に通ったよね! けなげだよ。愛おしいよ。こんなに素敵なんだからそのままでいいよ」
③写真に残っていない思い出は、別に大きな付箋を用意してどんな写真を加えたいか? を考えて、場所や年代、構図や表情、服装、誰といるか? 等を付箋に詳細に書き込んで、それを新たなページに貼り付けて、あたかもその写真が写ってると想像しましょう。
(イラストが得意な人はイラストで描くのがいいと思います)
そして同様に小さな付箋でエッセイ風のコメントを書いてみましょう。
(大好きだった物なども詳細を書き込んだり、イラストを描いて“写真”に加えるのもいいでしょう)
※写真が無い人は、新しいノートにまず大きな付箋に貼り付けたい写真の詳細やイラストを描いて貼り、その“写真”に対するエッセイ風のコメント(親と今の自分から)を小さな付箋に書き込んでゆきましょう。
④そうして“アルバム”ができあがったら、毎日見返して新たに思い出した事があれば、それも加えて行きましょう。
⑤そのアルバムを「今の自分」まで完成できたら、1か月後、2か月後、半年後、1年後……と「こうなっているかも?」と思える未来の自分を想像して(勿論、写真はありませんが)、イラストや肯定的な文を書き加えてゆければ素晴らしいと思います。

それでは今日も良い変化を!

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コメント

いくら他人から肯定されても
素直に受け入れることができない。
そういうこと、私にもあります。

きっと、その中には照れもあるだろうし
かけられた言葉を真に受けて浮かれて
のちに嫌な思いをするのを
セーブしているのかもしれません。
(他にもいろいろ理由はあると思います。)

でも、のぶさわ正明さんの文章を読んで
そして、今、こうしてコメントを書かせてもらう中でふと感じました。

ものごとのある一面を見ているに過ぎないのだな〜と。
そして、その見方を、やっぱり自分は選んでいるのだな〜と。

もしかしたら、ひとつの見方しか知らなかったかもしれない。
もしそうだとしても、それは今日で終わりになります。

なぜなら、もうひとつの見方をのぶさわ正明さんが
『自分アルバム』として紹介してくれたからです。

自分を第三者の目線から見ることで
当事者目線から脱し客観的に見つめなおす。
そして、もうひとつの肯定的な目線で見つめてみる。

どの見方でものごとを見るのかは
あとは自分の選択次第なのですね。
いい方法を知ることができました。

のぶさわ正明さん
ご紹介どうもありがとうございます。



よし [URL] 2016/01/15(金) 09:26 [編集]

よし様へ
コメントを頂きまして、有難うございました。

少しでも参考になれば、僕もそしてヒントを教えて下さった
お客さんもとても嬉しい事だと思います。
有難うございます。
のぶさわ 正明 [URL] 2016/01/15(金) 12:42 [編集]

母や周りにさせた思い
のぶさわさん、久しぶりにコメントを書かせていただきます。感謝です。

ちょっと違う視点かもしれないのですが。

誰かをわかってあげたいのに。
差し出す手を振りほどかれる氣もち。

そういう体験をするときというのは。
自分が母親にそういう思いをさせたことをわかりなさい。誰かにそういう思いをさせたことをわかりなさい。

というメッセージだなぁと。
噛み締めてます。

自分がわかって欲しいと。
わかってもらえないと。

焼けつくような寂しさを抱えて。
他人に氣もちをぶつけていたとき。

母がどういう思いをしていたのか。
このブログで周りが私をどういう思いで。
信頼し見守ってくれていたのか。

いま、わかるんですよね。

わかって欲しいときって。
誰にわかってもらったとしても。
最終的に自分が自分をちゃんとわかってあげられないと。満たされることはないということ。

どん底に落ちて。もう誰も助けてくれる人も。
いなくなって。ようやく諦めて。

そこから。変わってきました。

苦しいのがわかるから。
助けてあげたいのに。助けてあげられない。

母が私に言い続けていたこと。
冷たいなと思い。傷つき。なぜ?
わかって欲しいと言い続けていたのに。

同じことしか言えない自分がいます。

すみません。記事から外れて。
記事に戻ります。

ただ、いえるのは。
自分は愛されていたんだなということ。

親にも。澤谷先生にも。友達にも。
トラブルの相手にさえも。。。

ただ、それぞれの立場で。みんな。
自分の人生を自分のために生きているから。
自分の枠を越えることや。
自分の器を越えることに。

対処できないだけなんだなぁと。
しみじみ思うんです。

否定せずになぜ。
そのまま黙って話を聴いてあげられなかったかな。

自分がそうできないから。
相手が攻撃されたと思って。
ああなってしまうのになぁ。

自分もその氣もち。味わった筈なのに。
うまくいかないなぁ。

アルバムを見れば。
いまは。自分よりずっと若い母が。
幼い私を抱いていて。

自分よりもずっと若い父が。
幼い私を抱いていて。

可愛い。愛おしい。
そういう眼差しを向けている姿を。
眺める思いです。

ありがとうございます。





[URL] 2016/01/15(金) 19:22 [編集]

厘 様へ
コメントを頂きまして、有難うございました。

そうですね。みんなそれぞれの仕方で、
それぞれのできる精一杯の範囲で愛してくれていた
のだと思います。

結局「自分は愛されていたんだなあ~」と
気付ければ楽になると思います。

それでももし「他人からの愛が足りない」と
感じたのであれば、自分自身から(過去の)自分へ
愛を注いであげればいいのでは?と思います。

のぶさわ 正明 [URL] 2016/01/16(土) 09:02 [編集]

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