お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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02/14
新天地
                    トーマ イタル

昨日、友人の女性が、北海道から東京に来ていたので、久しぶりに食事しました。
いろいろな昔話で、盛り上がりました。
この女性は、私が、アメリカから日本に帰国した時に、北海道の千歳空港で、初めて会ったのですが、あれから、14年くらいたちますが、今でも、仲のいい友人で、たまにメールなどで、近況報告しあっています。
なんでも、会社の研修で、一泊二日の短期間の研修だそうです。
喫茶店で、会話している時に、
「考えてみたら、会社の研修って、ありがたいよね。交通費も宿泊費も、なにもかも、会社が、出してくれて、勉強もできるなんて、凄いよねー!」
という話になりました。
それから、私自身が、一番印象に残っている研修のことを、思い出し、そのことについて、語り合いました。
以前にも書いたのですが、もう一度書きますね。

大学を卒業して、最初に勤めた会社は、比較的大きな会社だったので、やはり、たまに、研修がありました。
当時、私は、仕事よりも、研修が好きでした。
その会社から、「営業マン、実力アップ講座」とかいう研修を勧められ、それに、参加したことがありました。
これは、それまでにあった営業マン向けのセミナーの上級編で、最後の仕上げみたいな内容でした。
最初の初級編の研修は、
「自分の長所と短所は、何なのか?」
というような内容だったと思います。
それから、中級編は、
「どうすれば、自分の性格や人格を改造して、いい営業マンになるか?」
というような、内面の改造法について、学ぶようなものでした。
その上級編のセミナーでは、大変興味深い話を聞きました。
その時の講師が、私達に、こう質問しました。
「営業マンに、一番大切な資格や能力、性格などは、何だと思いますか?」
生徒の皆が、口々に答えました。
皆からでてきた答えは、
「明るさ」、「粘り強さ」、「おもいやり」、「まめさ」、「オープンマインド」、「礼儀」、「時間厳守」、「記憶力」
などでした。
反対の意味である、
「暗さ」、「飽きっぽさ」、「無神経」、「ずぼら」、「人見知り」、「無礼」、「ルーズ」、「忘れっぽい」
などを答える人は、一人もいませんでした。

ところが、この講師の人は、この反対の、「暗さ」や「ルーズ」、「人見知り」、「無神経」なども、十分「優秀な営業マン」の資格になると言ったのです。
その講師によると、その講師が、昔、ある会社で営業をやっていた時、とっても「暗い性格の奴」がいたそうです。
あまりにも「暗い性格」だったので、会社内で友人もいなく、最初に会った時、
「こいつは、社内で、最低の成績の営業マンだろうな?」
と確信したそうです。
ところがドッコイ、トップとはいわないまでも、かなり上位の営業成績を、毎月上げていたそうです。
彼の周りにいるだけで、陰気になってしまうぐらい「暗い奴」なのに、どうして成績がいいのか、不思議だったそうです。
ある日、その講師は、あまりにも、そのことを不思議に思ったので、行動にでたそうです。
その「暗い奴」の後をつけて、その取引先の会社に行って、彼の仕事ぶりを、遠くから観察したのです。
すると、謎が解けたそうです。
取引先の会社の担当者も、なんと、「暗い性格の奴」だったそうです。(笑)
二人が、楽しそうに会話をしているのを見て、その講師は、
「そうか! 営業マンにとって、いい性格なんてものはないんだ! 大切なのは、相性なのだ。暗い人には、暗い人が話しやすいし、明るい人には、明るい人、ヤクザには、気合の入った奴、元気のない人には、元気のない人、学者タイプには、頭のいい人、おとなしい人には、やさしい人、それぞれ、人によって好みが違うんだ。明るければ、いいという問題ではないんだ!」
こう悟ったそうです。
それまで、いろいろな「営業」に関する研修を受けましたが、私には、その時の講師の話が、一番、納得できました。
その講師は、
「暗い性格を、明るい性格に変えるだとか、オッチョコチョイを、几帳面に変えるだとか、そんなことは、する必要はありません。人間の性格に、良い性格、悪い性格などはないのです」
こう言ったのです。また、
「自分で悪いと思う性格を、変えようとするよりは、良いと思う長所の部分の性格を、伸ばしたほうがいいです。また、相性の悪い相手とは、つきあわず、会っても楽しい、話がはずむという相手とつきあうようにしてください」
こうも言っていました。
当たり前のことですが、大切なことだと思います。
また、
「営業マンになるために、性格や人格の改造など、やる必要はありません。そんなことに時間をかけるような会社はダメです。大切なのは、会社の人事部が、それぞれの営業マンの性格を見抜き、適切な環境、つまり、その営業マンと相性のいい、相手先の担当者と、取引させるようにすることです。そのために、会社には、総務部や人事課というセクションがあるのです」
こうも言いました。
これは、私にとって、ビックリするくらい、新鮮な考え方でした。
「無理して合わない環境で、頑張る必要はない。どんな人にも、ピッタリ合う環境や能力を活かせる仕事場は、必ずあるのです」
と、その講師は、言ったのです。

要するに、
「そのままでいい!」
というのが、その上級編の結論だったのです。
「人生が、うまくいってないな……」
と思った時は、
「自分の性格が、悪いからだ……」
と、罪悪感をもって、反省するのではなく、
「自分の性格に合った環境は、きっと他にあるはずだ!」
と思ったほうがいいということです。

私が、沖縄のトレーニングジムに通っていた時、K君という名前の後輩がいました。
そのジムは、とてもレベルが高く、ボクサーや空手家、柔道家、陸上競技の選手、プロレスラーなどが、たくさんいました。
いわゆる、「体育会系」の場所でした。
そういう場所では、「強い男」は、尊敬されるのですが、「弱い男」は、ナメられ、馬鹿にされるのです。
K君は、人はいいのですが、いつもオドオドして、気が弱いので、いつも、
「オイ! 俺のジュース買ってこい! 急げ!」
とか、先輩方から、いじめられ、「パシリ」として使われていました。
お辞儀など1回でいいところを、10回ぐらいやる癖がありました。
これでは、ナメられます。(苦笑)
ジムの中では、皆から、
「あんな性格で、気が弱かったら、どんな仕事も無理だよ……どこにも、就職できないよ……」
と陰口をたたかれていました。

ところが、彼は、大学を卒業すると、「ハローワーク」で働くことになりました。
すると、その職場で彼は、もの凄い大出世をして、沖縄から、東京の霞ヶ関ビルで、働くまでになってしまいました。
彼の友人によると、ハローワークに来る人たちは、人生で失敗したり、職場で心に傷を受けた人が多く、K君の10回お辞儀するという癖や気が弱い性格が、
「とてもやさしく、相談していて心地よい」
と感じたそうで、お客さんから、とても評判がよかったのだそうです。
それで、どんどん、職場で、出世していたそうです。
人間には、「悪い性格」というものは、ないのかもしれません。
どんなに「悪い性格」と思われている人でも、その性格を活かせる環境に入れば、一瞬で、「素晴らしい性格」という評価に、変わるものかもしれません。

余談ですが、私が、東京で失業していたころ、このK君から、電話で、
「トーマさん、再就職のことなら、僕に任せてください。先輩にはお世話になりましたから、失業手当なども、いくらでも優遇しますよ!」
と、明るい声で励まされました。(笑)

学校や職場などで、「いじめられている」と感じたら、そこで我慢せず、「環境」を変えるというのは、とても大切で、確実な方法だと思います。
もし学校でいじめられたら、転校する、または、学校なんかいかない、それでもいいと思います。
職場なども、どんどん転職したらいいのです。
自分にピッタリの環境は、必ずあるのです。
その行為は、決して、「逃げている」わけではなく、まさしく、「新天地へ行く」のだと思います。
自分の人生経験からも、人生のある時期になると、自分にとっての「新天地」というのは、どこかで、必ず待っているのです。

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コメント

新天地
目から鱗の連続でした! 勇気をもらいました!!

執念深くていい! 暗くてもいい!
クソ真面目でもいい! 偉そうでもいい!
負けず嫌いでもいい! 認められてなくていい!
批判されていい! 誤解されていい!

あらゆるネガティブを自分に許可すると。
自分に優しくなれ他人に優しくなれる。
自分の才能を認め他人の才能を認められる。

ぱっかっーーーん!!

の連続です(笑)

嬉しくて楽しくて面白くて笑える。
新天地が拓けてきます。
ありがとうございます。



あい [URL] 2016/02/14(日) 08:07 [編集]

世の中を生きていくための「人型」に作り込まれ、パターンを刷り込まれ、合わなければ排除…。
協調性も個性も果たしてバランスが必要なのでしょうか?(・_・;

自分が環境を選択「させられる」のではなく「する」抵抗と摩擦が減った時に自由であると感じるのでしょうか?
自由にはもれなく責任も伴いますが、責任を回避したいからパターンに当てはまっていた方が楽とか?(´・_・`)

それでも変わるタイミングはやってきます。
やってきたタイミングを感じるには、やはり謙虚な姿勢、自分理解が必須ですが、何より「感謝」の気持ちを持つ事が必須なのですね。
Kanako Nakazaki [URL] 2016/02/14(日) 12:11 [編集]

「我慢せず環境を変える」そういう発想がこれまでの私にはなかったです(苦笑)
解決するまで、ここを離れてはいけない、という価値観がありました(^^;
そういう価値観を手放せてよかったです。
福山 裕実子 [URL] 2016/02/14(日) 12:13 [編集]

眼線を変える
澤谷先生の仰っていた意味が繋がってくると。
過去、持っていた自分の眼線よりも、
澤谷先生眼線で「あれは、ああいう意味だったか。」「これは、こういう意味だったか。」と。

その意味がわからなかったんだな。
わかっても受け入れたくなかったんだな。

というふうに過去の自分をみるようになりました。

排除される痛みは。
相手がなぜ排除するのかを理解できると消えるというか。そもそも排除という意味付けを自分がしていたというか。

そうするとすべては自分の心の展開だったなと。
それがわからず他人を変えようとしてたなと。

そういうところに立つと心は平穏になります。
あい [URL] 2016/02/14(日) 17:19 [編集]

縦と横
他人を変えたくなったり批判したくなるのは自分の問題だと納得するのが横の法則、因縁の法則の理解だとすると。

誰がみてもこの人の言うことなら。
この人のやることならと納得してしまうような人としての厚みというか存在感というか。人徳というか。

そういうものを醸し出すのが、きっと縦の法則。
人間本来清浄。人間本来神の子仏の子。
を魂レベルに落としこんでしまうことで。

その神業に向かわせるように。
その真理に氣づくように。

あらゆることが起きてきていて。
起きてくるあらゆることに感謝できてくると。
幸せになれるのかなと思います。

闇に取り込まれ。その因縁を超越していくとき。
桑名さんの記事にもありますが。

闇をみつめてゆるしていくなかの光に。
出会う氣がしてます。
ありがとうございます。
あい [URL] 2016/02/14(日) 17:49 [編集]

心が心地よくなくお話
とても心にすっと入ってくるお話でした。

同じ文章を他でも読んだことがあります。
でも、核心の部分のお話に至るまでの
流れがまったく違いました。

核心の部分だけを読むこともとても刺激があります。
自分のためになります。

しかし
トーマ イタルさんのような
流れのあるお話を読むと
理解度や印象がまったく違います。

文章はこのように書くのがいいのですね。
とても勉強になりました。

心に留まった言葉たち。
・ 人間の性格に、良い性格、悪い性格などはない。
・ 自分で悪いと思う性格を変えるよりは
良いと思う長所の性格を伸ばしたほうがいい。
・ 相性の悪い相手とはつきあわず
  会っても楽しい、話がはずむと相手とつきあうように。
・ 無理して合わない環境で頑張る必要はない。
どんな人にも、ピッタリ合う環境や能力を活かせる仕事場はある。
・ そのままでいい。
・ 自分にとっての「新天地」というのは、どこかで必ず待っている。


トーマ イタルさん
心が晴れやかになる
素敵なお話を
ありがとうございます
よし [URL] 2016/02/14(日) 21:34 [編集]

私のコメントのタイトルに
誤りがありました。
改めさせていただきます。

心が心地よくなるお話でした。
よし [URL] 2016/02/14(日) 21:38 [編集]

ありがとうございます(^o^)/
皆さんの素敵なコメント、とても嬉しいです。ありがとうございます\(^o^)/
トーマ イタル [URL] 2016/02/14(日) 22:52 [編集]

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