お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
03 * 2017/04 * 05
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
--/--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
03/25
悲しみの秘義/若松英輔(ナナロク社)──悲しみを通じてしか見えてこないもの
              三澤 豊

「人が語ろうとするのは、伝えたい何かがあるからであるよりも、言葉では伝えきれないことが、胸にあるのを感じているからだろう。言葉にならないことで全身が満たされたとき人は、言葉との関係をもっとも深めるのではないだろうか」(はじめに)

 著者は、この本に収められた25編のエッセイが「そうした心持ちのなかで宿り、生まれた」と述べています。

 誰でも一生に一度や二度は、この「言葉では伝えきれない」体験を持っていると思います。それが大きな喜びの感動であれ、悲しい出来事であれ、その体験は言葉にした途端に「何かが違う」と感じたことでしょう。

 著者は、言葉では伝えきれない代表的なものとして、「悲しみ」について次のように述べています。

「涙は、必ずしも頬を伝うとは限らない。悲しみが極まったとき、涙は涸れることがある。深い悲しみのなか、勇気をふりしぼって生きている人は皆、見えない涙が胸を流れることを知っている」

 ショックのあまり涙も出ず、言葉を失い、ただ呆然と立ちすくんでいる姿が浮かんできます。

「人生の岐路と呼ぶべき出来事は、それが自分のなかでどんなに烈しく起こっても、それを他者と分かち合うことはできない。理由はもう分かっている。それらはすべて、私の内なる世界で起った、私にとっての『事件』だからだ」

 そして孤独感、虚無感の中から、独り生きていく覚悟を決めます。

「真に他者とつながるために人は、ひとたび独りであることをわが身に引き受けなくてはならないのだろう。独りだと感じたとき、他者は、はじめてかけがいのない存在になる」

「人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。悲しむ者は、新しい生の幕開けに立ち会っているのかもしれない。単に、悲しみを忌むものとしてしか見ない者は、それを背負って歩く者に勇者の魂が宿っていることにも気がつくまい」

 また著者は、他者とのつながりの中でも最も大事な「信頼」について、次のように語っています。

「失ってみて、はじめて分かったことだが信頼は、生きることの基盤をなしている。自己への信頼も、他者との信頼の間に育まれる。心を開いてくれる他者と出会えたとき人は、他者との間だけではなく、自己との新しい関係をも結ぶことができるのはそのためだ」

「心を開くとは、他者に迎合することではない。そうしてしまうと相手だけではなく、自己からもどんどん遠ざかってしまう。むしろ、心を開くとは、自らの非力を受け入れ、露呈しつつ、しかし変貌を切望することではないだろうか。変貌の経験とは、自分を捨てることではない。自分でも気が付かなかった未知なる可能性の開花を目撃することである」

 以上の他にも「勇気とは何か」「師について」「覚悟の発見」「書けない履歴書」など様々なテーマで語られています。いずれのエッセイも「言葉では伝えきれない」体験について述べています。

 なかでも「書けない履歴書」は私自身が思い当たる話なので、少し長くなりますが、最後に引用させていただきます。

「どんな人間であるかを示さなくてはならなくて、履歴書の提出を求められる。紙面には、あらかじめ定められた項目があって、ひたすらにそれらに答える。言葉に書き得る情報で私たちは自分を語ることを強いられる。

 振り返ってみれば、履歴書を書き進めているうちに私たちは、どの項目にも書き得ない出来事こそが人生を決定してきたことに気が付いてたはずだ。しかし、世の中ではそんな理屈は通用しない。そう思い込み、同様の行為を何度も繰り返しているうちに、いつの間にか履歴書という枠のなかで自身を理解し始めてしまう。どんな仕事であってもその底を支えているのは容易に語り得ない何かなのである。悲しみの経験もその一つだ」

 言葉の限界を知りつつも、語り得ない何かを感じ取るために、それでも言葉を発し続ける著者の熱い思いが伝わってくる本です。ぜひ、一読をお薦めします。

澤谷 鑛 のカウンセリングは、コチラ…
澤谷 鑛 のセミナー/講演会情報は、コチラ…
コメント

言葉をこえたもの
信頼関係は失って、それが生きるための基底になっていることがわかる。

ずっと寄り添ってくれた人がいて。誰よりも私に厳しい人がいて。長い時間がかかってやっと乗り越えたことも。そのためにどれだけの悲しみがあったことも全部わかっていて。

それでも。あなたと自分との最初の約束は何?
コメントで暴走しないことでしょう?
約束が守れないあなたには寄り添えない。

といって切られる。

あなたがどんなに、あなたの真実を話しても。
そこには真実と信用を欠く。

普通の一般の人は、そのままを表現しても、
人を困惑させることは無いが。

あなたの場合は。思っていることをそのまま表現すると人を困惑させてしまう。

あなたの足りない器を補うために自分がいるのに。
なぜ、あなたは助言を訊かないで我を通そうとするのか。

自分をわかって欲しいといって。
思い通りにわかってくれることは。
自分のためにならないんだなと思う。

厳しいこういう関わりもあれば。

澤谷先生のように、浮遊の思いを掴んだコメントには答えないで。ちゃんと内容のあるコメントのみに答えるという関わりもあって。

迎合しないというのは。
同じなんだなと感じる。

私は。他人の浮遊の念に迎合してしまうから。
自分の軸がぶれて、自分を見失ってしまうんだなと思う。そこにある辛いものをどうにかしてあげたいというのだけど。

その悲しみは。その人が黙って背負っていくものなんだということがわかれば。そうしようとする人を尊重して信頼して見守ることができるのかもしれない。

自分は自分の悲しみを、黙って背負うことができてないから。他人に迎合してしまうんだなと思った。

誰が連絡してくれたのかはわからないけれど。
私を癌細胞のようにみてるとか。私は酷いことをいったのだけど。みていて痛いから。どうにかしてあげようと思って。この人ならどうにかしてくれるとわかっていて。動いてくれたんだなと。いまは思って感謝するきもち。

私は。人のエネルギーと言葉がずれていると戸惑うし信頼できない。逆に。どんなに酷い言葉を投げられても。エネルギーと言葉が一致していれば安心するし信頼できる。

いろんなことが、うまくいかない自分が悲しいけれど。器の足りない自分をこうやって露呈してしまえば。

これまで開かなかった扉が。開くのかもしれないと思う。変わっていける自分を信頼してみたいと思う。

ありがとうございます。
りん [URL] 2016/03/25(金) 13:36 [編集]

大切なのは、“何か”を伝える言葉を探すことよりも、何かを伝えようと想いを言葉にのせることかなぁ。
いつも、“何か”と言葉の間にズレや違和感を感じ、言葉にすることを諦めてしまうことが多かったのですが…。
相手が“何か”を感じとってくれると信じて、語るのもいいのではないかと感じました。
そして、私も“何か”を感じられるようにしたいと思いました。
May [URL] 2016/03/25(金) 15:00 [編集]

他者の総和
伝えたい “何か” というのは、「この人、この扉が開けば、ほんとうに楽になるのに。幸せになるのに。」ということだったりするんだけど。

それは。言われる本人にとっては。一番、嫌なことだったり、それだけは直視したくないことだったりするのかなと思う。

家族や仕事や友達だと。思ったことそのままいわれたりするんだろうけど。

精神世界は。それでは受けとめられない人が、安全な場所で、自分で氣づくまで周りに待ってもらいながら。自分でわかって変わっていくという。

そういう環境が必要な訳て。

私は。そういうことがわからなくて。わかっていてもそうしたくなくて。普通に怒り自分が思うように敢えて反応していたということがある。

そうして。複数の友達は私に対して。それはあなたの問題であり。あなたの心が癒されてないからそういうふうになるんだと言った。

それを私は訊かなかったことがあり。
自分のやり方を通したということがある。

ただ、それでは調和しないし平行線のまま。

私は。伝えたいことがあって伝えた訳で。
争いたい訳ではないのだから。

ひとつのやり方で通じないなら。
自分のやり方、また、在り方を見直して。
変えたらいいだけの話だと思う。

ただ、それは。
なかなかスッとはいかないだけの話。

精神世界に来る人というのは。一筋縄にいかない心をもった人がいるということを。最初に戻って自分にアドバイスしてあげられるなら。そうしてあげたいと思うけど。

最初の頃の自分というのは。そういう助言をきっと。撥ね付けてしまう自分だったんだろうと思う。

何事も経験であり。何も悪いことは起こってなくて。でも。振り回した人や場に対しては。何事も無かったかのようにするのは違うんじゃないかなと思う。

たくさんの人の思いというのを感じて受けとめて。そのうえで。どういう自分で在りたいのかを探っていけばいいんだと思う。

自分だけで生きてる訳ではなく、他者に支えられて生きてる自分なんだから。いろいろと、すみません。
りん [URL] 2016/03/25(金) 16:39 [編集]

管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 2017 絆の法則 ~ 澤谷 鑛 オフィシャルブログ ~.
all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。