お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
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04/10
敵は味方だった(最終回)
             澤谷 鑛

「お義母さんは、入院されていたのですよね。」
「そうです。やがて外泊許可をもらって家に帰ってこられました。私は介護させてもらえません。主人の兄夫婦たちが代わる代わる泊まりにきました。お蒲団の世話や洗濯などを全部受け持ちました。まるで旅館を開業したようでした。さしずめ私は下働きです。」
「お義母さんを介護するという、直接の仕事を与えられない悲しみを味わったのですね。」
「ある先輩の方に“たとえあなたがお義母さんと一緒に暮らしていても、長男は長男として立てなければいけませんよ。長男が本家ですからね。”とスジを大切にすることを教わりました。それからは、すべて一番上のお兄さんに相談し、その意見に従って行動しました。すると次第に、お姉さんの怒りもやわらぎました。その年のゴールデンウィークに久しぶりに澤谷先生が講師をされ、カウンセリングされているところに行き、ある行事で心のデトックスが完成するのです。」
「その時のことを聞きたいですね。」
「私の前に座ったお母さんが、反抗する中学生の息子さんを連れていました。彼は反抗の相手がみつからないのか、畳を叩いたりして怒っていましたが、ついに会場から出て行きました。その息子さんの後ろ姿を見ながら、じっと堪えている母親の姿を見て、昔々の自分と実家の母の二人を見ているような気持ちになりました。」
「ああ、ご実家のお母さん……。あなたも反抗したんだ。」
「私は母に言いたい放題言っていましたが、母はこうやって堪えてくれていたのか、と思うと懺悔と感謝の気持ちで一杯になりました。」
「心のデトックスが出来たのですね。懺悔というのは、“なにもかも、みんな私が悪いのよ”ということではなく、『観普賢菩薩行法経』というお経に“懺悔せんと欲せば実相を思え、すべての罪は太陽の前に霜のように消えてしまう”とありますが、ほんものと出会うと一切の罪が消えて、罪本来の無の相(すがた)をあらわし、消えてしまうのですね。そこに感謝がおのずから湧いてくるのです。」

「そうなんですね。家に帰ると、お義母さんは連休を利用して病院から外泊し、家のベッドで休んでおられました。主人の兄さんが“おむつを替えてほしい”と言われました。今まで何度か主人の姉さんのいないときや兄さんや兄嫁さんのいないときには、時々言われていたので、替えていました。しかし、お義理で替えていました。けれどもこのとき、まごころこめて、感謝の気持ちでおむつを替えることができました。」
「あなたの心が切り替ったのですね。」
「するとお義母さんも、いつもはつらそうな表情だったのに、このときはやわらかい顔つきでニコニコしておむつを交換する私を見ていて下さいました。おむつを替え終わってから、思わずお義母さんに頬ずりして、“お義母さん、おむつを替えさせてくれて、ありがとう。”とお礼をいいました。すると、ただひとつだけ動く左手で私の背中に回し、トントンと軽く叩いてくれました。ああ、これで喜んでお義母さんのおむつを替えることが出来た。と思うと、嬉しくてたまりませんでした。」
「すばらしいですね。」
「ところがその後、お義母さんの容態は日ましに悪化して、以来入院した切りで、一度も外泊をとることなく、二ヵ月後に昇天されました。その様子は、お義母さんに私が心から感謝するのを、じっと不自由な身体で待っていて下さったような最期でした。」
「あなたのご実家のお母さんのことも象徴されますが、ご実家の家系のデトックスと婚家の家系のデトックスをお義母さんを通して、あなたがされたのですね。家系のデトックスの使命があなたにあったのですね。」
「今、とても主人とも仲良く、夫婦が調和し、明るく楽しく暮らしています。」

 師匠は、このように書かれている。
【このように人生のあらゆる出来事は、どんなに突発した変化であり、押しつけられた環境であるようででも、必ずその人にとって最適の場所であり、地位であり、課題である。そして又そこにおける色々の出来事は、全て彼や彼女の魂を、本来のものに甦らせ、かつ“無限の可能性”を引き出してくれる“観世音菩薩”の働きであるということができるのである。】(おわり)

澤谷 鑛 のカウンセリングは、コチラ…
澤谷 鑛 のセミナー/講演会情報は、コチラ…
コメント

奥にある心
澤谷先生、こんばんは。

反抗期。私もありました。母に対しても父に対しても二十年近くもです。

いま、自分で自分を虐待するのを命懸けで止めている私の心や存在を無視して。相手が伝えた情報だけを濾しとること。

なんか、利用されているだけのようで悲しいのですが。それは。母に対して、私がしたことであり。

母が私に喜んでもらいたいと思って。大人になった私に洋服を買って着せてくれたり。実家に帰ればご飯を作ってくれたりするのに。

母のその心や存在に感謝するのではなく。買ってくれた洋服に喜んだり。作ってくれた食事に喜んだり。和解する前は、そんなことをしていて。

あなたは親に感謝しなさいと。母に言われたりしてました。いま、身に沁みて。差し出した心に感謝されないのが。利用されたように感じるのが。

どんなに虚しく悲しいかがわかります。

母にそういう思いをさせたから。巡り巡って。他人にそういう思いをさせられることで。母の心をわかりなさいということだったなぁ。と思うと。

それをわからせてくれた相手に、
感謝がわいてきます。

母は、私を愛してくれてました。

すれ違っているときは。「そんな生意気で我が儘なあなたを許すのは、親だからよ!!」と言われる母の言葉を。何を言ってるの? 自分のことを棚にあげてと裁いてました。

でも。生意気で我が儘だったから。
生意気で我が儘だと言われていただけで。

一番、身近で、一番、自分の悪いところを知っていて。それでも見放さずに愛してくれている親の言葉を。私が聴けなかっただけでした。

それもこれも。どうしてそれに氣づけたかというと。ここでの投影の関係のトラブルからでした。

お陰様で。実家の両親とは。
日々、仲良く楽しく行き来してます。
両親の愛に包まれて幸せです。

有り難いことでした。
有り難いことなのに。

氣づかないといけないことが残っていると。
何度も何度も、引き戻されていたのでしょうね。

ちゃんと、心を中心に戻して。
お父さんの愛、お母さんの愛を感じて。
自分が満たされているように。
心を磨くことなのでしょう。

お姑さんと、お嫁さんのエピソード。
素晴らしかったです。

傲慢な心が砕かれ。
そういう心が。おのずから出てくるのですね。

心を深めてみたいと思いました。
ありがとうございます。


りん [URL] 2016/04/10(日) 02:16 [編集]

氣づき
氣づきがいろいろ出てきます。

母の食事が美味しいのは。夫や子どもに喜んでもらおう。美味しいものを食べさせてあげたいと思って作ってくれるから。

母が買って着せてくれる洋服は。これを着たら、あなたに似合うだろうと思って買ってくれるから。

先生が伝える情報も。相手に幸せになってもらいたいと思って渡すもの。親に感謝できてないと受けとれず棄ててしまうのですよね。

相手は鏡といいます。

差し出した心がドブに棄てられたというけれど。軽く扱って私を大事にしないというけれど。自分も相手を軽く扱っていて。上から目線で見ているということ。

この人のいうことなら聴きたいと思う信頼関係がないと。話は通じないのだと思いました。

あとは。筋道ということ。
もう一度。最初に戻ることと思います。

いろいろとすみません。
ありがとうございます。
りん [URL] 2016/04/10(日) 02:56 [編集]

神さまからみれば
傷ついたまま、心が2歳くらいで止まっている自分がいて。傷ついて泣いたままだから。

自分の心が優先されるべき。

そういう心が。そこの傷に触れると。
蓋が開いて全開になってしまう。

そうではなくて。
親も親の事情でそうできなかっただけで。
愛されていたんだとわかること。

私を傷つけたようにみえる人は。
傷ついていて癒されてなくて、自分のことしか考えられなかっただけなんだから。

その人がなぜ、そうなっていたのかを。
わかってゆるしてあげること。

そうして。自分がこれだけの迷惑をかけてしまったのも。傷ついていたから。

迷惑をかけたらいけない。
だけでは、こうやって何年も繰り返すから。
そうではなくて。

澤谷先生のいう罪悪感をデトックスして。
お父さんお母さんの愛を心で感じて満たされて。

相手のことも。相手のお父さんお母さんの心になって。その人がどんなふうに愛されているのかを感じて。

こういうことには。なっているけど。
神さまからみれば。この人のお陰で大事なことに氣づかせてもらっているんだから感謝だよねと。

この連載とともに。これを書けたことに感謝します。ありがとうございます。
りん [URL] 2016/04/10(日) 09:03 [編集]

エゴ
時間を置いて自分のコメントを読み返すと。
大事なところを見てはいるんだけど。

相手や場に自分を顧みながら。
罪悪感を植え付けるようなことをしているよね。

自分を顧みながら。相手を変えようとしているよね。自分の心だけを純粋に磨いたらいいんだけど。

それが出来ないのは。
なんでだろうね。

まだ、お母さんからの愛情が欲しいし。
他人から氣を引きたいが。あるよね。

こういうエゴは。晒されると。バレると。
それをできなくなるからね。

自分のそういうエゴを晒して。
それをできなくしていくといいね。

いい感じ。もっと深くみていこうね。
りん [URL] 2016/04/10(日) 10:31 [編集]

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