お伝えしたいことは「運命は改善できる」ということです。
07 * 2017/08 * 09
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
--/--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
05/26
火刑(前編)
        たかまる全

7才の時、家が燃えた。
丸焼けだった。

当時住んでいた木造2階建てのアパート。
1階は店舗になっていて、両親が商売をしていた。

夜8時過ぎ。
母と兄と3人で、当時大人気だった欽ちゃんの番組を見ながら、食事をしていたその時、突然家が揺れ始める。
バザァーザザァー。土壁の砂が落ちてきて、ものすごい音がした。

慌てて母が私たち兄弟を連れて1階の店舗に降りた。
すると、お店の正面のガラス戸から、たくさんの人たちが立っているのが見える。
そのまま店を飛び出すと、うちの家が燃えてるではないか。
私は、燃え上がる我が家をたくさんのギャラリーと共に見ていた。
その時、母が言った。
「大切な物がたくさんあるのに、ちょっと取りに行ってこようかな」
その時、母を止めようとしたのか、何を言ったのかは憶えていないが、不安を感じていたことだけは確かだ。

母は、子供時代の私に、なんどか不安な言葉を残している。
父とのケンカが絶えなかった時期、泣きながら、
「お母さんこの家出て行くね」
一緒に出て行こうとは言わなかった。
母が、いつか出て行くのではないかと、子供心に心配していた。

これらのことは、私の人格形成にどう影響したんだろう。
思春期になって、母の弱さや自己中心的な考え方、依存心の強さを毛嫌いするようになった事と関係しているように思う。

ウゥーウゥー。
サイレンの音がこだまする。
消防士たちの慌ただしい動き。
消防車が何台も来て火を消し止めていた。
私たち家族は近くの知り合いの家に避難させてもらった。
しばらくすると父が来た。父はうなだれていた。
その後、祖母が駆けつけて来てくれた。

父「何もかも失った」
祖母「命が助かったんやから。それだけでありがたとおもわな!」

祖母は経営がかんばしくなかったお店を支援し、その後も生涯に渡って私たち家族を精神的に経済的に支えてくれた大恩人である。やさしく、強く、賢く、情に厚く義を重んじる人だった。

旅行好きだった祖母は、小学校の同級生5人と一緒に80代半ばまで旅行に行くなど、友達にも恵まれていた。93歳で亡くなったが、多くの人に愛された人だった。

その後、父はほとんど家に帰らなくなり、家族3人の暮らしがはじまった。
洋服も家財も火事でなくなった私たち3人は、4畳半一間の日の当たらない家からの再出発。
後になって知ったが、当時多額の保険金が下りていたようだ。しかし、そのお金が私たち家族のところへ来ることはなかった。

保険金を持って自堕落な生活へと突き進んで行ったおやじ。
全くもって尊敬のかけらもおきないクソヤローだ。(つづく)

澤谷 鑛 のカウンセリングは、コチラ…
澤谷 鑛 のセミナー/講演会情報は、コチラ…
コメント

そんなことが
そんなことがあったんですね。
りん [URL] 2016/05/26(木) 07:52 [編集]

統合
「なにもかにも失った」というお父さんの言葉を。

憑依をうけてしまった自分が、
ここでなにもかも失ったと思った喪失感と重なるんですよね。

謝ってももらえない。
相手は何事もなかったように。
事を無かったことにしようとしてる。

これを抜けるのは。

傷ついたけれど傷ついてない自分をみることで。
損していいであり。損しても自分には価値がある。

これを心底、腑に落とすことだと思う。
そうして。関係者それぞれの立場や氣もちを。
慮んばかることで。わかってやれなかった自分。
信頼してなかった自分。

そういう自分を顧みる視点になっていくと思う。
とは言うものの。傷に触れると。
他人を傷つけてしまう今の自分がいる。

そういう自分をみて。
傷に触れると他人を傷つけてしまっていた加害者をゆるすことができる氣がする。

ほんとは。被害者も加害者もない。
それを。頭でわかるのではなく。
腑に落とすこと。

それが。自分の統合なんだろうと思う。
ありがとうございます。

りん [URL] 2016/05/26(木) 12:43 [編集]

罪悪感のデトックス
罪悪感を握っていると。自他ともに傷つけ。
自分の人生を傷つけてしまいますよね。

深い喪失感を味わったり。
裏切られたりして深い傷を負うと。

その傷をデトックスするために。
周りにその傷を再現する人、事、ものを創造して。
それを癒そうと。潜在意識は動くのですよね。

そう思うと。私の場合も。
自分のなかに浄化されるべきものがあり。
周りの人は共演者であり。
私もまた周りの共演者であり。

すべては、ひとつながりのいのちなんだろうなと思います。ありがとうございます。

りん [URL] 2016/05/26(木) 13:07 [編集]

共感
たかまるさんは、嘘なく飾ることなく。
真っ直ぐ書いていますよね。

お父さんを尊敬したかったんだ。
ほんとは好きでいたかったんだ。

裏切られたような氣もちでやりきれない。

大変ななかでも、ほんとは家族で力を合わせてやっていきたかったんだ。

依存的で自己中心的なお母さんじゃなくて。
いい姿をみたかったんだ。

叫びのように聞こえてきますよね。

自分のその心に。
しっかり共感して受けとめてやること。

私も、そんな今です。
たくさんの氣づきをありがとう。
りん [URL] 2016/05/26(木) 19:40 [編集]

管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 2017 絆の法則 ~ 澤谷 鑛 オフィシャルブログ ~.
all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。